2023年度のCCBTアーティスト・フェローとして活動するcontact Gonzoの新作パフォーマンス公演『my binta, your binta // lol ~ roars from the skinland ~』が3月1日から3月3日に代官山・ヒルサイドプラザで開催される。
同公演は、身体の接触とそこから起こる反応を軸に作品を制作してきたcontact Gonzoが「皮膚/スキン」に関するリサーチを経て、皮膚が「外からの情報を微細に受け取る感覚器官」「情報を自ら発信するインターフェース」であることに着目したもの。皮膚が有するこれらの機能をパフォーマンスに接続し、contact Gonzoがパフォーマンス内で感じる痛みや衝撃の感覚を「観る」だけでなく、鑑賞者も皮膚を通じて非接触的に「体感する」、感覚を「共有する」ことに挑む。
人と人との接触やその速度・圧などの情報を電気信号化する複数のオリジナルデバイスを身体に装着することで、contact Gonzoが皮膚を通じて得ている/発信している肉体的体験や感覚を超増幅させ、会場に設置された8台の巨大なウーファーにより音圧として拡散し、鑑賞者の視聴覚に留まらないフィジカルな感覚に訴えるという。
定員は各回100人。先着順の事前申込制となり、観覧料は無料。3月2日にはcontact Gonzo、津田和俊、稲福孝信、伊藤隆之(CCBT)によるアフタートークが行なわれる。
関連企画として、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、2月17日にワークショップ『Welcome to the Skinland ー皮膚からの情報を意識化するワークショップー』、2月18日には対談『CCBT Meetup「ステラーク×contact Gonzoー身体の拡張と肉体の衝突」』を開催。
各詳細はシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]のオフィシャルサイトを確認しよう。
なお本プロジェクトは、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]による「アート・インキュベーション・プログラム」のアーティストフェロー活動の一環として制作している。
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