井浦新初主演の映画『東京カウボーイ』が6月7日からYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。
井浦新のアメリカ映画デビュー作となる『東京カウボーイ』の舞台は、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるモンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公ヒデキは壮大な計画をプレゼンするも東京の常識は通じず行き詰まってしまうが、いやいやながらスーツを脱いでカウボーイ姿に着替え、自然や動物と共に生きる人々と交流するうちに人生を変える出会いが訪れるというあらすじだ。
監督はかつて山田洋次に弟子入りを志願し、山田組の海外現場に参加した経歴を持つマーク・マリオット。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て同作を企画したという。
脚本はデイヴ・ボイルと藤谷文子が担当。藤谷はヒデキの上司であり恋人でもある役柄で出演するほか、和牛の専門家役の國村隼やゴヤ・ロブレス、ロビン・ワイガートらが共演する。プロデューサーはブリガム・テイラー(ディズニー・スタジオ)。
3月11日には舞台挨拶付き特別先行上映会がYEBISU GARDEN CINEMAで開催。チケットは3月4日から販売スタートする。
【井浦新のコメント】
「あなたの出演している映画を観てきて、一緒に仕事がしたいとずっと想っていた」。
世界中がまだCOVID-19の不安の中にあった頃、オンラインで初めてマーク・マリオット監督と話した時にいただいた言葉。
具体的に自分の芝居の特徴や感じたことなど、言葉でたくさん伝えてくれた。
作品への取り組み方や役へのアプローチの仕方、俳優としてどのような道を歩んできたのかなどにも興味を持ってくれていて語らい合った。
マーク監督始めプロデューサーのブリガム・テイラーと脚本チームの藤谷文子さんとデイヴ・ボイル。
そこにいるマーク組の皆さんはちゃんと観てくれていて、必要としてくれているのを感じました。とても嬉しかった。
その想いに応えたい!一緒に映画づくりがしたい!ここから私の『東京カウボーイ』が始まりました。
アメリカのモンタナ州の壮大な大自然の中と東京の街とで撮影されたハートウォーミングなこの映画が、皆さんの心に優しく響き、楽しんでいただけたら幸いです。
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