舞台『GORE GORE GIRLS vol.15「土曜の夜に出す手紙」』が7月3日から下北沢のOFF・OFFシアターで上演される。
2010年に西山雅之が立ち上げたGORE GORE GIRLSは、西山の作品を上演するコメディーユニット。演劇の笑いにこだわり、悲劇なのか悪ふざけなのかわからないまま進む会話劇を特徴とする。
4年ぶりの本公演となる『土曜の夜に出す手紙』は、ある女性が久しぶりに友人に会い、忘れていたこと、思い出したくなかったことを思い出していく話になるとのこと。
キャストは佐藤拓之(シヅマ)、岡山昌義、北池美和、櫻井成美、篠田知巳(KAMAYAN)、舛舘奏楽、森田亘。脚本・演出を西山雅之が手がける。チケットの予約は「CoRich舞台芸術!」で受付中。詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。
【あらすじにかえて】
ナマコの密漁の帰り道、突然後ろから声をかけられた。私はこの人を知っている。でも誰だか思い出せない。「かわらないね、君は」そう言ってその人は私に手紙をわたして消えた。私は「フレンズ」のことを思い出すのだろうか。心のジムに通う男、地盤のやわらかいところに徳を積み続ける女、オリジナルっぽい慣用句を吐く坊主、「だーれだ」と目隠しされた感触が鉄……。
聞いたことのないワードの罵りあい、欲にまみれた泥人形たちがくりひろげる汚いイッツ・ア・スモールワールド。これは「フレンズ」と一通の手紙が巻き起こした破局と再生の物語。
土曜の夜に出す手紙は届かなくていい。自分が正しいことをしている気になれればそれでいい。
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