小学館から新たな紙の文芸誌『GOAT』が誕生。第1号が11月27日に刊行される。
同誌は「自分たちが心の底から読みたい、みんなに本当に読んでほしい小説を集めた文芸誌を作りたい」という編集部の思いから誕生。エンタメ、純文学といった線引きはなく、「今まで見たことのない」テーマや切り口の小説をジャンルレスに掲載するという。
誌名の由来は、紙を愛してやまない「ヤギ」と、「Greatest Of All Time(=史上最高の)」の頭文字から。「かつてない紙の文芸誌を」という気持ちを込めているとのこと。
執筆者は西加奈子、小川哲、尾崎世界観、市川沙央、チョン・セランら。
第1号の特集は「愛」。国内外の作家の小説に加え、アーティストの対談、エッセイ、プレゼント企画などがラインナップ。定価は510円(税込)、A5判、300ページを予定している。本日7月22日に特設サイトがオープンした。
【『GOAT』編集長・三橋薫のコメント】
小説は自由です。難しそうだなと敬遠してきた人も、食事や音楽、旅と同じように身近なものとしてカジュアルに楽しんでいただけたら。小説の新たな可能性を感じていただけると嬉しいです
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