メイン画像:©2024「十一人の賊軍」製作委員会
白石和彌監督の映画『十一人の賊軍』の30秒特別映像「溝口 絶体絶命篇」「新政府軍(官軍)篇」が到着した。
『日本侠客伝』シリーズや『仁義なき戦い』シリーズを手がけた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆したプロットを映画化した『十一人の賊軍』。戊辰戦争の最中、新発田藩で繰り広げられた事件・奥羽越列藩同盟軍=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた罪⼈たちが「決死隊」として砦を守る姿を描く。主演は山田孝之と仲野太賀。
「溝口 絶体絶命篇」は、阿部サダヲ演じる新発田藩の実権を握る溝口内匠が勢力を広げる新政府軍と近隣諸国で同盟を結ぶ旧幕府軍のどちらに付くか、究極の選択を迫られる様子を捉えたもの。
「新政府軍(官軍)篇」では、玉木宏演じる山縣狂介率いる官軍が新発田を追い詰めていく様子や、浅香航大演じる土佐藩士で官軍先鋒総督府・軍監の岩村精一郎の高笑いが確認できる。
今回の発表とあわせて、罪人たちが命と自由を天秤にかけ戦場で暴れ回る姿を切り取った場面写真20枚が一挙公開。賊軍と呼ばれる彼らが同じ方向を見据えるシーンや、仲野太賀演じる鷲尾兵士郎が刀を構える姿、鞘師里保演じるなつが山田孝之演じる政を抱き抱える場面が写し出されている。
さらに佐野岳とナダルが双子の兄弟役であることが判明。安藤ヒロキオ演じる官軍・先遣隊隊長の世良荘一郎の腹心として賊軍たちの前に立ちふさがる2人のオフショットも公開された。
『十一人の賊軍』は11月1日に公開。配給は東映。
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