解体予定のマンション「セゾン代官山」を活用したイベント『アートゴールデン街』が1月9日から開催

イベント『アートゴールデン街 by NoxGallery x Superchief x Brillia』が1月9日からセゾン代官山で開催される。

東京建物とエフ広芸が手がける同イベントは、東京建物が保有し、老朽化のため2月に解体が予定されている10階建の賃貸マンション・セゾン代官山の一棟全体を活用した没入型アートイベント。1階、2階をデジタルアートギャラリー、3階以上の住居区画などをアーティストによる表現の場として活用し、最先端のアート、音楽、テクノロジーを発信する。

エントランスなどの共用部分についてはフロアごとに異なるテーマで装飾が施されるほか、50戸の部屋についてはアーティストのペイントやデジタルサイネージなどさまざまな技法を用いた装飾により、それぞれが異なる魅力の詰まったアート空間になるとのこと。

イベント名の「アートゴールデン街」は芸術家、作家、映画監督などクリエイティブな個人が集まる文化の中心地として知られる「新宿ゴールデン街」から名付けたという。

参加アーティストはParker Day、Claire Silver、Shintaro Kago、IDerec、ClownVamp、Aerosyn-Lex Mestrovic、Rax On Chain、Snipe1、Alligator Jesus、VMO、Pol Kurucz、Vandalo Ruinsら。

12月10日までチケットの早割を実施中。詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。

展示内容
マンション共用部
『JOKER』や『WEST SIDE STORY』など数多くのハリウッド映画の背景美術を担当したシーニックアーティスト(背景美術家)AMANDA HAGYがエントランスなどの建物共用部分を全面プロデュース。サイバーパンクやデコトラなど、フロアごとに異なるテーマで空間を作り上げる。

NOX Gallery EBISU Powered by Brillia(1階~2階)
・IMMERSIVE ART&SOUND
没入型のオーディオビジュアルアートショーやイベントを開催。

・FUTURE ART AT HOME & OFFICE
NOX GALLERYが提案する「デジタルアートのある日常空間」を体験。静止したアート作品とは異なり、時間の流れの中で変化していく新しいアートの潮流「ダイナミック・アート」を展開する。

・ART × SHORT FILM ギャラリー
国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』を企画・運営し、年間を通じて世界のショートフィルムを配信しているオンライン映画館「Brillia SHORTSHORTS THEATER ONLINE」を展開する「ShortShorts」による展示を実施。ビジュアルアーティストとのパフォーマンスコラボレーションや、クリエイターが集うコミュニティースペースの展開も予定している。

アートマンション(3階~10階)
マンション内50戸の部屋それぞれに異なるアーティストが居住し、ペイントやデジタルサイネージなどさまざま方法で装飾を担当。

Art Golden Gai: Immersive Art in Shibuya


記事一覧をみる
フィードバック 0

新たな発見や感動を得ることはできましたか?

  • HOME
  • Art,Design
  • 解体予定のマンション「セゾン代官山」を活用したイベント『アートゴールデン街』が1月9日から開催

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて