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『第75回NHK紅白歌合戦』に出演する星野源の歌唱楽曲が“地獄でなぜ悪い”から“ばらばら”に変更となることが発表された。
星野源のオフィシャルサイトには、“地獄でなぜ悪い”は2012年にくも膜下出血で倒れた星野が闘病期に病院で作詞した楽曲で詞の内容は星野の個人的な経験・想いをもとに執筆されたものだが、「すでにSNS等で指摘されているように、のちに性加害疑惑を報道された人物が監督した映画の主題歌であること、映画タイトルにある『地獄』というワードにヒントを得たこと、映画タイトルと同名の楽曲であることもまた事実です。この曲を紅白歌合戦の舞台で歌唱することが、二次加害にあたる可能性があるという一部の指摘について、私たちはその可能性を完全に否定することはできません」と綴られている。
また今回の歌唱楽曲は「アーティストの闘病経験を経て生まれた楽曲で、いま苦しい時代を生きる方々を勇気づけてほしい」という『NHK紅白歌合戦』制作チームからのオファーを受けて選定されたが、「そのオファーの意図から離れ、真逆の影響を与えうるのであれば、それはオファーを受けた私たちの想いに反してしまいます。そのため、今回同曲を歌唱することを取りやめることにいたしました。私たちは、あらゆる性加害行為を容認しません」としている。
当日は“ばらばら”を弾き語りするという。
『第75回NHK紅白歌合戦』は12月31日19:20から23:45にNHK総合、NHKラジオ第1放送、NHK BSP4K、NHK BS8Kで放送。今年のテーマは「あなたへの歌」となる。司会は有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサー。
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