STYLYと西日本旅客鉄道が、大阪駅西側エリアに位置する「うめきたグリーンプレイス」に3月21日の開業に合わせてXRアートの常設展示を行う。
同展示は、西日本旅客鉄道が推進するJR大阪駅西側エリアにアート作品を展示するプロジェクト『WARP (ワープ、 WEST ART PROJECT)』の取り組みのひとつ。たかくらかずき、SUKOTAら4組のアーティストが参加する。
「エンカウント(出会う)」「コミュニティ(集まる)」「マルチバース(多元宇宙)」「アナザーメタバース(もう一つの仮想空間)」をテーマにした4つの作品がうめきたグリーンプレイス内3か所、JR大阪駅うめきた地下口内1か所に展示される。
うめきたグリーンプレイス 緑葉の広場 2F / XRアート
SUKOTA『PORTAL SEEDS』
コンセプト
「PORTAL SEEDS」は、時空を超えた「せいめい」の物語。新たな大阪駅エリアとなる場所で、「たね」を守りながら、過去から未来へと繋がる「ポータル」をくぐり、新たな世界へWARPする。あなたの選択が、未来の「せいめい」 を育み、世界を紡ぎ出す。選択によって未来が変わること、責任をもって未来へ運ぶことの尊さを表現したXRアート作品。
うめきたグリーンプレイス 緑葉の広場 3F / XRアート
最後の手段『MAGIC HOUR』
コンセプト
天と地、大宇宙と小宇宙、原始と未来が混じり合う新感覚昔話。
動植物や宇宙人、妖怪、妖精、微生物などがスケールを超えて鑑賞者とともに遊ぶXR作品。
タイトルは作中にも使われているTAMTAMの楽曲『MAGIC HOUR』より拝借。
鑑賞者の意識を通して新たな野生空間を創出し、喜びの場となる事を願い制作。
うめきたグリーンプレイス 緑辺の丘 3F / XRアート
たかくらかずき『1/YOU/0』
コンセプト
この作品は、様々な仏をモチーフにしたキャラクターが浮遊するインドラネット的仮想世界にあなた(YOU)を飛ばし、オリジナルの曼荼羅を完成させるゲーム(儀式)形式のXR作品。梅田の景色を背景に、ゼロ(胎蔵界)とイチ(金剛界)のトーテムにスマートフォンをかざし、Y, O, U,の3つの球をスワイプして空(そら/くう)にいる仏を探し当て、連鎖的な融合を目指す。最後にはあなたを取り囲む曼荼羅が立ち現れる。
JR大阪駅 うめきた地下口(改札内)/XRアート
村田実莉『drip-drop ポタポタ』
コンセプト
drip-dropは生命の音を奏で、創造するフラワーサウンドシステム。うめきた地下口改札内の空間を仮想空間へと展開し、体験者が蜂のように移動することにより花粉を交配させ、水に触れることによって恵を与え、生命の雫が溢れるように独自の音色を生み出す体験ができる。緑の合唱、樹液のセレナーデ、花の息吹きとも呼ばれるこのシステムは、発展をとげた文明に住むニンゲンが目指す新たな文化を花開かせることを表現している。
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