4月2日からNHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』が放送スタート。星野源の新曲“アイデア”が主題歌に起用されている。
『半分、青い。』とは? ヒロインは永野芽郁
4月2日から放送される同作は、ドラマ『あすなろ白書』『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』などで知られる北川悦吏子が脚本を担当。幼少期に左耳を失聴したヒロイン・楡野鈴愛が、少女漫画家を目指してバブル期に上京するもやがて挫折し、結婚や出産、離婚を経て、度重なる失敗の末に家電の分野で発明を成し遂げるまでを描く。
ヒロインの鈴愛役を永野芽郁が演じるほか、佐藤健、松雪泰子、滝藤賢一、原田知世、谷原章介、井川遥、余貴美子、風吹ジュン、豊川悦司、中村雅俊らがキャストに名を連ねている。
ドラマ放送は全156回を予定。日本の朝を彩る新曲“アイデア”
俳優として朝ドラ『ゲゲゲの女房』、大河ドラマ『真田丸』などに出演してきた星野源だが、ミュージシャンとしてNHKのドラマに主題歌を提供するのは今回が初めて。主題歌発表時に以下のコメント発表している。
オファーを頂き、胸が躍りました。この“アイデア”という楽曲が、力強く生きる主人公・鈴愛と、いまを生きる皆様の毎朝を支える一曲になればと思います。
楽曲名“アイデア”は、ヒロインが家電の分野で発明を成し遂げることに関連していると思われる。アップテンポな楽曲になっているとのことだが、「いまを生きる皆様の毎朝を支える一曲」という言葉からは、生半可ではない覚悟が伝わってくる。放送は4月2日から9月29日まで、全156回を予定しているから、およそその回数だけこの楽曲がお茶の間に流れるはずだ。胸躍る半年間がいよいよ始まろうとしている。
永野芽郁は「決まる前から星野源さんの歌う主題歌を勝手にイメージ」
ヒロイン役を演じる永野芽郁は、番組のオフィシャルサイトで以下のようにコメントしていた。
決まる前から星野源さんの歌う主題歌を勝手にイメージしていたので、本当に担当されると聞いて、とてもびっくりしたのと同時に、とにかく、うれしかったです!!明るい鈴愛のイメージにぴったりで、「きょう1日、がんばろっ」という気持ちになれるメロディーで、星野さんの歌声にすでにはまりまくっています。放送を楽しみにしていてください!
(『半分、青い。』オフィシャルサイトより )
制作統括の勝田夏子は8年前の星野のエピソードを披露している。
星野さんといえば、“朝ドラ”「ゲゲゲの女房」の打上げで「今度ソロデビューしました」とギター一本で披露された曲たちに感動させられたのが8年前でした。それからのご活躍はご存知の通りです。人生の酸いも苦いも甘いも、明るく昇華させたその歌は、まさに「半分、青い。」の世界。日々の暮らしに「アイデア」を。一日の始まりにふさわしい、素晴らしい主題歌です。
(『半分、青い。』オフィシャルサイトより )
これまでの朝ドラ主題歌アーティストは?
NHK朝の連続テレビ小説を担当してきた歴代のアーティストたちを振り返ってみよう。先日まで放送されていた『わろてんか』の松たか子をはじめ、桑田佳祐、Mr.Children、宇多田ヒカル、AKB48、澤野弘之、中島みゆき、絢香、ゆず、大友良英、HY、SMAP、椎名林檎、いきものがかり、aiko、竹内まりや、福山雅治、NOKKO、山下達郎、松任谷由実、井上陽水といったそうそうたる顔ぶれ。古くは倍賞千恵子や小椋佳、森山良子らも主題歌を担当していた。
ちなみにNHK朝の連続テレビ小説は1961年から放送開始。50年以上の歴史を持つ。テレビアニメ『ドラえもん』のエンディングテーマを担当している星野源。戦後日本に誕生した既存のポップカルチャーを愛し、尊重し、同時にそれらに真新しい空気を注ぎ込むこと。意図したものか否かさだかではないが、近年の星野が成し遂げているのは、そういったことだ。
- 番組情報
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- 『半分、青い。』
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2018年4月2日(月)~9月29日(土)までNHK総合ほかで放送
脚本:北川悦吏子
演出:田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗ほか
主題歌:星野源“アイデア”
出演:
永野芽郁
松雪泰子
滝藤賢一
佐藤健
原田知世
谷原章介
井川遥
余貴美子
風吹ジュン
豊川悦司
中村雅俊
ほか
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