ネットがプロモーションの軸になってからというもの、アーティスト本人が露出せず、キーとなるビジュアルによってアーティストイメージを作り上げていくという方法論自体は決して珍しいことではなくなった。そんな中にあって、不思議な語感のバンド名、表情の見えない人物のアートワーク、そして、抜群に色鮮やかでキャッチーでありながら緻密に構築された楽曲の力によって、鮮烈なインパクトを残したのが、昨年『わたし開花したわ』でデビューを飾り、6月に発表された新作『ONOMIMONO』も好評な5人組=パスピエである。作曲家ドビュッシーの曲名からバンド名をつけ、彼の代名詞である「印象派」をキーワードに、音楽と美術という両面からのアプローチを試みる彼らの手法は、様々な芸術分野でクロスオーバーが起こっている現代において、非常に有効であると言えよう。藝大でクラシックを学びながら、バンドの道に飛び込んだ音楽的中枢の成田ハネダ、ボーカリストであり、作詞とアートワーク全般も担当する大胡田なつきの二人に、改めて「パスピエとは?」を語ってもらった。
今チューブの絵の具でも日本画の色で出てるのがあって、それを持ってるといい気分になります(笑)。(大胡田)
―ソングライティングの担当が成田くんで、イラストや歌詞の担当が大胡田さんっていうのが基本だと思うんですけど、それってはっきり分担作業という感じなのでしょうか? それとも、中心は二人だけど、みんなで一緒に作り上げる感じなのでしょうか?
成田:発信に関しては、分担って感じかもしれないですね。絵や詞に関しては、大胡田の「こういうのができた」っていうのに対して、メンバーで「これがいい、あれがいい」って言い合う感じで、まず個人から出たアイデアを大切にしたいとは思ってます。
―個人から出てきたものに対して、じゃあそれをどうやって見せていくかっていうことに関しては、みんなで考えると。
成田:やっぱり、いい意味で自分の予想外の形になるのがバンドだと思うんです。僕が打ち込みでがっちりデモを作って、それをそのままバンドでやるっていうのだと、バンドっていうよりユニット的な感じになっちゃいますしね。
―その過程の中での、まとめ役が成田くんっていう感じなんでしょうか?
成田・大胡田:……。
―あれ? そうでもなさそう(笑)。
大胡田:バンドをまとめてるのは成田さんだと思います。私はわりと見てるだけなんで。
成田:なんか言わせてるみたいだな(笑)。
―(笑)。じゃあ、大胡田さんはバンドの中でどういう立ち位置なんですか?
成田:どうなんですかね……なんかホント掴みどころがないっていうか、絵からもたぶんわかると思うんですけど、これ(2ndのジャケット)は『ONOMIMONO』っていうタイトルが先に決まってて、そこからいきなりこのスクール水着が出てきたんですね。いつも僕らが順を追って考える過程の、一段飛ばしとか二段飛ばしでアイデアが出てくるんです。
―成田くんは東京藝大でクラシックを勉強されていたそうですが、大胡田さんも絵をどこかで勉強されたんですか?
大胡田:全然。これまでは独学とも言えない、趣味の範囲でした。私は小学生の頃に漫画家になりたくて、それで絵を練習したり、あとは両親が結構絵が上手だったので水彩を習ったりしてたんですけど、でもそれぐらいです。
―美術館に行ったりするのはお好きですか?
大胡田:見るのはとっても好きで、わりとどんなジャンルでも好きかな。色が好きで、絵の具とか集めてます。今チューブの絵の具でも日本画の色で出てるのがあって、それを持ってるといい気分になります(笑)。
―じゃあ、今一番お気に入りの色は?
大胡田:「淡水色」みたいな色があって、水色よりもちょっとくすんでて、透明に近いみたいな、とってもいい色なんです。
―成田くんは絵に対する興味っていうのはどれくらいありますか?
成田:僕自身が描いたりはしないですけど、大学が美術学部もある学校なので、触れ合う機会はホントに多かったですし、美術館に行くのは僕もすごく好きです。この間も、パスピエにちなんでってわけじゃないですけど、ドビュッシーの美術展がブリヂストン美術館でやってて、それを見に行きました。
―パスピエのメンバーならそれは行かないとね(笑)。実際、どうでした?
成田:月並みですけど、感動しました。ドビュッシーがすごい親日家だっていうのは前から知ってたんですけど、当時本人が作った楽譜の原本の表紙に『富嶽三十六景』を使ってたりとか、そういうところでも日本人としてシンパシーを感じるところがあるのかなって思いましたね。
印象派が何で好きかっていうと、コード感だったり、すごく複雑な音階とか和音が組み合わさってるんだけど、聴いてて心地がいいんですね。それをただ楽曲としてだけじゃなく、ポップロックとして消化できないかと思って。(成田)
―パスピエの音楽的なコンセプトを改めて確認すると、成田くんの好きなドビュッシーに代表される印象派のクラシックを、ポップロックの形式でやろうっていうことなんですよね?
成田:おっしゃる通りで、ポップロックって言っても色々あると思うんですけど、自分にしかできないものというか、自分が今までやってきたことを活かせるとしたら何だろうって考えたときに、やっぱりクラシックと組み合わせることだと思って。中でも、印象派がすごく好きで、何で好きかっていうと、コード感だったり、すごく複雑な音階とか和音が組み合わさってるんだけど、聴いてて心地がいいんですね。それをただ楽曲としてだけじゃなく、歌として、ポップロックとして消化できないかと思って。
―バンドを組もうと思ったきっかけは、ロックフェスだったんですよね?
成田:そうです、大学1年の年末に、友達に誘われて『COUNTDOWN JAPAN』に行ったんです。僕それまで学園祭でコピーバンドをやったことがあったぐらいで、基本的にはずっとクラシック一本でやってて、それこそ将来はピアニストになりたいと思ってたんです。でも、ロックフェスに行って、例えばYOUR SONG IS GOODさんとかすごいじゃないですか?
―特に、どういう部分にびっくりしました?
成田:ピアノの音歪んでるし、「鍵盤担いでるよ!」みたいな(笑)。でも、普通にお客さんが踊ってるし、すごく楽しんでるんですよね。クラシックのリスナーを否定するわけじゃないですけど、正装して座って聴くっていうのがちょっと堅苦しいなっていうか、もっと単純に楽しめるものもやってみたいっていう沸々とした思いもあるにはあって、その思いを爆発させるためにはバンドだと思ったんです。
―昔から並行してクラシックもロックも聴いてたわけではなく、そのタイミングで切り替わったんですね。
成田:高校時代は、それこそ友達が聴いてた流行ってる音楽ぐらいでした。そこからバンドっていうものを掘り下げていくうちに、キーボードとして必然なのかもしれないですけど、YMOにぶつかって、そこから矢野顕子さんにはまって、僕今でも一番のフェイバリットは矢野さんなんです。
―大橋トリオさんが新しいアルバムで矢野さんと1曲共作してるんですけど、取材をした際に、やっぱり矢野さんが一番だって話をされてました。
成田:長年ピアノをやってきましたけど、あの人はやっぱり化けもんだなって思います(笑)。で、そこからその世代のジャパニーズニューウェイブにどっぷりはまって、近田春夫さんのビブラトーンズだったり、ジューシィ・フルーツだったり、あともっとマニアックなおしゃれテレビっていうバンドにもはまって、それにインスパイアされてできた曲が“電波ジャック”(1st『わたし開花したわ』収録)って曲なんです。
―でも、東京藝大の音楽学部ってホントに難関じゃないですか? 入る時点で相当の覚悟も必要としたんじゃないかと思うんですけど。
成田:それまで単純に好きだからピアノをやってたっていう感じだったんですけど、音楽の道ってホントに大変なんだろうとも思っていたので、藝大に入れなかったら音楽は諦めようと思ってました。
―そしたら入れちゃって、更に思いもよらぬ方向に進むことになったと。周りの人はびっくりしたでしょうね。
成田:他の大学だとジャズ科とかポップス科もできたりしてますけど、うちの大学は今もゴリゴリのクラシックの人ばかりなので、そんな中僕がシンセを担いで大学に行って、周りの先生からはすごい睨まれてましたね(笑)。
絵をやったり、文を書いたり、写真を撮ったり、お花をやってみたり、いろいろしてたんですけど、その中でずっと続いて、「これが一番表現しやすいんだろうな」って選んだのが音楽だったっていう感じですかね。(大胡田)
―お二人はどうやって知り合ったんですか?
成田:パスピエの前にひとつバンドを組んでいて、そのときに知り合いになってたんですけど、そのバンドが解散しちゃって、ラストチャンスぐらいの気持ちでもう一度バンドを組みたいと思ったときに、パッと思い浮かんだのが彼女だったんです。それこそ印象派の音楽が好きだったり、絵も好きだって知ってたので、誘ってみようと。
―藝大の試験はパスできても、最初のバンドはなかなか上手く行かなかったと。
成田:そうですね。最初の1、2年は挫折っていうか、やっぱり藝大でクラシックピアノをやってても、ポップスで通用するかっていったら全然違って、ノリ方も違うし、コードも大学入って一から勉強したって感じで。最初にバンドの曲を作ったときは、全部音符で書いてましたから、メンバーに「こんなのわかんないよ」って言われたり(笑)。
―バンド育ちの人からしたら、「タブ譜でお願いします」って感じかも(笑)。
成田:今のメンバーにしても、学校が一緒だったとかじゃないんで、最初は探り探りでした。大胡田も最初に会ったときは危険な感じでしたから(笑)。(着てる服が)とにかく原色で、「黄色・青・赤」みたいな、「信号かよ!」っていう(笑)。
―(笑)。大胡田さんは音楽に関してはいつ頃からやられてたんですか?
大胡田:母親が音楽の先生で、実家が音楽教室をやっていて、そこでピアノを習ってたんですけど、私は「絶対に歌が歌いたい」っていうよりは、小さいながらにかっこつけて、「何か表現する人になりたい」って思ってたんです。それで、絵をやったり、文を書いたり、写真を撮ったり、お花をやってみたり、いろいろしてたんですけど、その中でずっと続いて、「これが一番表現しやすいんだろうな」って選んだのが音楽だったっていう感じですかね。
成田:普通バンドって言ったら、「音楽」って思うじゃないですか? でもたぶん彼女は、そう思ってないんだろうなって。それこそ、ライブをやったら自分の衣装を見せられるし、CDを出したら自分の絵が見せられるし、声が聴かせられるし、詞が見せられる。そういう捉え方なのかなって。
―歌うことも、絵を描くことも、手段が違うだけであって、自分を表現するという意味では一緒だっていう認識なんでしょうね。
大胡田:そういう意識はあります。「歌う」っていうよりも、「自分の声を使って何かする」っていう感覚に近かったり……楽しいですけどね、歌は。
自分が「いいな」って思うところをどんどんインプットして、それを自分なりにアウトプットしていきたいと思ってるんです。(成田)
―「印象派のクラシックを、ポップロックの形式で」というのを、もう少し具体的に説明していただけますか?
成田:理論的な話になっちゃうんですけど、フランスの印象派の音楽って、いわゆるギターでCとかGとか弾く概念じゃなくて、例えば、Cの上にGが乗って、そのGがさらにどんどん変化していくみたいな、いろんなことが折り重なってるんです。普通だったら高い音が歌メロですけど、歌ってる人と同時にベースラインもメロディーを取ってたりとか、そういうことを散りばめて、ポップロックをやりたいと思って。その試作として作ったのが、“開花前線”(1st『わたし開花したわ』収録)って曲なんですけど、それで「面白いのができそうだな」って。
―概念的な「ジャンル云々」ということよりも、もっと具体的な、音楽理論的な部分っていうのがポイントなわけですね?
成田:概念的な部分に関しては、ジャンル分けだったりとか、タイトルとかにしてもそうですけど、結局雰囲気をカテゴライズしたときに、あとから派生した名前でしかないと僕は思ってて。こういうインタビューで説明するときは「クラシック」「印象派」「ポップロック」って分類する言葉を使いますけど、実際は分けて考えてるわけではなくて。クラシックにも、ポップロックにもそれぞれ惹かれる部分があって、それはファンクとかパンクにしてもそう。だったら、その自分が「いいな」って思うところをどんどんインプットして、それを自分なりにアウトプットしていきたいと思ってるんです。
―なるほど。
成田:そのいろいろある中で、これまでずっと自分の多くを占めていたクラシックの印象派と、フェスで衝撃を受けたポップロックによって生まれたのが今のバンドだったのかなって……それも後付けの説明なんですけどね。
―わかりやすくまとめると「印象派とポップロックの融合」っていうことになるけど、結局はクラシックで育った成田くんがバンドをやったらこうなったっていうことでしかないと。
成田:結局バンドを始めたのも、考えて始めたわけじゃなくて衝動ですからね。あくまでもわかりやすい説明としての「印象派とポップロックの融合」であって、パスピエには印象派っぽくない曲もたくさんありますし、完全にニューウェイブ寄りの、YMOから影響を受けた曲もありますし、そのときそのとき作った面白いものをどんどんやっていこうっていうスタンスなんですよね。
私はそんなにいろんな人と仲良くできる人間ではないので、わりと妄想から生まれるものが多いかもしれないです。(大胡田)
―大胡田さんは「印象派」をどう捉えていますか?
大胡田:私はどっちかっていうと絵画的な考えに近くて、印象派の描き方って、一瞬で色とかをパッと乗せていくじゃないですか? そういう風に音楽ができたらいいなって思ってて、それがきっと成田さんのおっしゃってる音楽とも合うと思って。
―パスピエのアートワークに関しても、今おっしゃったような印象派的なテイストが確かにありますよね。
大胡田:パスピエとして活動しているときは、そういう意識の上で動いてるかもしれないです。もうわざわざ「印象派、印象派」って思わなくても、パスピエにいるっていう時点で、そういう考えの頭になってるんだと思います。
―もちろん大胡田さんのタッチでもあるけど、パスピエのタッチでもあると。
大胡田:自然にそんな感じになってますね。私はわりとアニメタッチの絵とかも描くんですけど、パスピエで描くってなると、こういう絵が出てくるので。
大胡田がデザインしたiPhoneケース(CINRA.STOREで販売中)
―モチーフはほとんど人ですよね。
大胡田:そうですね。ただ、絵も歌詞もそうなんですけど、想像できる部分、余白を残しておきたいっていうのがあるんですね。「目は口ほどにものを言う」じゃないですけど、やっぱり目で印象って決まっちゃうと思うので、だから今のところ目は描いてないんです。歌詞でも「これはラブソングなのか、それとも違うのか」みたいな聴き方ができるものを書きたいと思ってます。
―ちなみに、絵に関しては誰かからの影響もあったりするんですか?
大胡田:特定の、というのはあまりないかな……勿論、見てきたものには影響されているでしょうけど。絵そのものよりも、生き物としての人とか、そういうものの影響が大きいかもしれないです。林檎を見て、林檎みたいな人が浮かんだりとか、まあ「林檎みたい」という感覚を言葉でお伝えするのは難しいんですが。私はそんなに色々な人と仲良くできる人間ではなかったので、頭の中で生まれるものが多いかもしれない。
―それって、共感覚(音に色を感じたり、形に味を感じたり、通常の感覚と異なる感覚を同時に感じる特殊な知覚現象)みたいなものですか?
大胡田:きれいに言っていただけると、そういう感じかも(笑)。
―逆に平たく言えば、普段から妄想してるようなタイプ?
大胡田:そうですね、半分ぐらい頭の中で生きてます、たぶん。
成田:(大きくうなずく)
―めっちゃうなずいてますね(笑)。
大胡田:ちょうど半分ぐらいですよね?
成田:いや、もっと多いんじゃないかな(笑)。
音楽が好きな人も、カルチャーって言っちゃうとちょっと軽いかもしれないけど、そういうのが好きな人も、どっちから来ても好きになってくれるバンドに……なるはず!(大胡田)
―赤い公園ともお知り合いだそうですが、彼女たちもバックグラウンドにクラシックとか映画音楽がありながら、ロックバンドというスタイルで活動してるじゃないですか? パスピエや赤い公園のような、これまでのバンドとははっきりと違う視点を持ったバンドが出てきていることには、すごく時代を感じます。
成田:怖いですよね、若い世代は(笑)。
―パスピエも十分若いじゃないですか(笑)。まあ、赤い公園は激若いけど。
成田:激若いですよね、ホントに(笑)。だから、最近若いバンドの音楽もめちゃめちゃ聴いてて、すごい刺激になってます。今世の中にはホントにいろんなジャンルの音楽が溢れてると思うし、それこそYouTubeだったりとかで、ちょっと検索すればどんな音楽だって聴けるし、それに影響を受けた音楽は、そりゃあ多種多様になると思うし。
―まさに、パスピエや赤い公園はそういう状況を体現していると思います。ちなみに、最近刺激を受けた音楽は何ですか?
成田:この間『WIRE』に行ってきて、ダンストラックを作ってみようかなって思いました。(ダンスミュージックは)聴く専門だったんですけど、独特の空気感があって、やっぱりライブなんだなって思いました。ベルリンのフランク・ムラーがめっちゃかっこよかったです。
―そういったそのときそのときの刺激をインプットしつつ、パスピエはこれからどんどん姿を変えていくのでしょうか?
成田:今まではそう思ってて、何をやったとしても僕らがやればパスピエになるから、そこに制限はなかったんですけど、これからもっともっとパスピエを多くの人に知ってもらうために、やっぱりある程度は自分たちも「パスピエらしさって何だろう?」っていうことを考えた方がいいかなって今は思ってます。
―今の時点では、「パスピエらしさ」をどう捉えていますか?
成田:まずは、絵の部分と音楽の部分、ふたつの柱があるっていうことですね。音楽的な見せ方としては、いろんなことを交えながらも、やっぱり僕の中ではクラシックとニューウェイブが軸になっていくと思います。今まではホントに「好きなものを作る」って感じだったんですけど、中心に軸を置いて、そこからこっちに一歩踏み出してみたりとか、そういう作り方もしてみようかなって。これまでの2枚は僕の中で「放出」っていうイメージだったので、一回取り込む作業をして、それがまたある程度固まってきたらまた放出するっていう、そうやってぶっ飛んだことをやっていきたいです。
―じゃあ最後に大胡田さんはどうですか? 「パスピエらしさ」について。
大胡田:音楽や、カルチャー……と言ってしまうと少し軽いかもしれないけれど、聴いて、見て、触って、どこからでも入ってこられるような、そんな存在でありたいです。それが私の思うパスピエらしさ、向かうところです。
- リリース情報
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- パスピエ
『ONOMIMONO』 -
2012年6月27日発売
価格:1,800円(税込)
WPCL-111001. トロイメライ
2. デモクラシークレット
3. プラスティックガール
4. 脳内戦争
5. 気象予報士の憂鬱
6. トリップ
7. 最終電車
8. ただいま
- パスピエ
- プロフィール
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- パスピエ
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2009年、東京藝大出身の成田ハネダを中心に結成。20代前半にも関わらず、卓越した音楽理論とテクニック、独自のポップセンスやアートワークが話題に。全くの無名、姿形も不明、ほぼノープロモーションにも関わらず2011年11月に発売した。1stアルバム「わたし開花したわ」がロング・セールスを記録。2012年6月27日2nd アルバム「ONOMIMONO」をリリース。
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