温かな日常も、大切な人も、幸せな時間も、いつまでも続くものじゃない。それはいつか、きっと失われてしまう。そんな「喪失」の儚さと、だからこそこみ上げてくるような愛しさを描いたのが、古川本舗の3枚目のアルバム『SOUP』だ。
ポストロックやエレクトロニカ、オルタナティブロックなどをルーツに、これまで2枚のアルバムでは、野宮真貴、カヒミ・カリィ、山崎ゆかり(空気公団)、YeYeなど数多くのボーカリストを迎えて独自の音楽性を追求してきた彼。しかし、今回は弱冠21歳の歌い手・キクチリョウタが全曲のメインボーカルを担当し、一つの世界観をもとにしたアルバムを制作。独自の柔らかく包み込むようなメロディーをもとに、じわりと心に染みこむような叙情性を持った作品に仕上がっている。
先日には2年ぶりのワンマンライブも開催し、今後は意欲的にライブも行っていくことを表明している彼。アルバムに込めた思いについて、そして既存のフォーマットに縛られない彼の音楽表現へのスタンスについて、語り合った。
想像のつくことをやっていても、面白くない。
―前の2枚のアルバムはいろんな歌い手をフィーチャーしたアルバムでした。でも今回はその作り方ではなく、キクチリョウタさん一人を起用しています。まず、こういう作り方でアルバム1枚作ろうというのはどういった経緯だったんでしょう。
古川:セカンドを作り終わって、当然「次はどうしようか?」という話になりますよね。そのときに、周りの人たちもお客さんも、自分自身でさえも、「次のアルバムでは誰と誰が歌うんだろう?」ということを自然に考えた。それが「つまらないな」と思ったんです。当然のように歌い手を集めてアルバムを作る、それがフォーマットになった感じが自分の中であって。それが面白くなくて、じゃあ今回は1人でやろう、と決めたんです。「マジすか!?」ってみんなに言われましたけど(笑)。
―方法論として新しいことをやろうというのが、最初にあったんですね。
古川:そう。今までやってないことをやろうということですね。想像のつくことをやっていても、面白くない。自分の中の発展性もなくなるし。歌い手を1人にすると、今までとは当然やり方も変わるし、曲の作り方だって絶対変わってくるわけで。賛否両論あることは予想してましたけど、むしろ賛否が両方あったほうがいいなと思ってました。
―どういう賛否があると予想しています?
古川:キクチくんは前回のアルバムにも参加してもらっていて、自分の曲との相性がわかっているので、その方向性を掘り下げたときに、ハマる人にとってはかなり喜んでもらえる音楽になるだろうという予想はしていました。一方、否のところでいくと、これまで入っていた女の子の声は一切ないので、「野郎かよ!」みたいなのがあるかな、と(笑)。
どうしても、どこかに自分が出ちゃうんです。
―キクチリョウタさんは前作、ばずぱんだ名義で“はなれ、ばなれ”という曲に参加されていますよね。彼の歌い手としての魅力はどういうところにあると感じてましたか?
古川:決定的なことは、自分の声と全く声質が違うというところですね。自分の声って、暗い曲や悲しい曲を歌うとジメジメしちゃうんです。でも、彼の声はハスキーだけど明るさがある。底抜けに明るいというわけではないけれども、絶望的に救われないということにはならないと思って。で、次はちょっと明るいものを作りたいという話もしていたので、声にポジティブな成分を持っている彼にお願いしました。まあ、アルバムは結果的に明るいものにはならなかったですけどね。
―そういえば前の取材のときにも話していましたね。次は明るいものを作りたいって。
古川:でも、全然そうならなかったです。2曲目くらいで無理だって思った。
―どう無理だったんですか?
古川:自分の性格ですね。「明るいのもいけるだろう」と思ってたんですけど、やっぱりダメだった。もともと持っている生き方とか考えがすんごいネガティブなんだと思います。モノ作りなんだからそれをそのまま投影する必要はないんですけど、それができなかったんですよね。だから、最終的に歌い手にポジティブな要素を入れてもらおうと思いました。明るいものをわざわざ狙って作るより、自分に素直になろうと考えた。その方がやりやすかったんです。
―そういう風になるのは、古川本舗というプロジェクトの本質かもしれないですね。誰かに曲を提供するのと違って、自分自身の内面が前面に出てくるものにならざるを得ない。
古川:自分をクライアントとして、自分に対して発注して「ちょっと明るいの作ってよ」って言えばできたのかもしれないですけど、まあ、それができなかったってことですね。どうしても、どこかに自分が出ちゃうんです。
自分より先にいなくなってしまうという絶対的な諦めのポイントがある。
―アルバムの『SOUP』というタイトルの由来はどういうところからでしょうか?
古川:今回は1人の歌い手を立てて作るというところがメインだったので、ある程度まとまったものにしなくちゃいけないなと思っていたんですね。それを表す一単語として「SOUP」がふさわしい気がした。制作中は「ごった煮」ということをよく思っていて。ごった煮感があって、でもボーカルの統一感で美味しくいただけるというところからですね。でもまあ、「SOUP」っていう言葉のきっかけは俺じゃないんですよ。
―というと?
古川:今までのアルバムって、『Alice in wonderword』に『ガールフレンド・フロム・キョウト』と、全部収録曲からつけた3ワードの言葉できていたんですね。それで、今回のアルバムを3部作の最終回にして、3ワードのタイトルにしようかと思ったのですが、やっぱり予定調和感があるな、と思って。連作とか3部作を考えてしまうとやはり過去作にも引きずられるし、今までの流れに関係なくつけたという。
―なるほど。もともとはどういうタイトル案だったんですか?
古川:最初は『HOME SWEET HOME』というタイトルにしようと思っていました。“HOME”という曲も入っていますし。で、そういう話をしていたときに、「なに、慣例なの?」「そうしなきゃいけないの?」「最初からそれを考えてモノを作ると狭くなるよ」と言われて。「じゃあ、そうするか」となったんです。
―「HOME SWEET HOME」にも「SOUP」にも、「日常」や「家庭」というイメージがありますよね。それが一つのモチーフとしてあったんじゃないかと思うんですが。どうでしょう?
古川:自分は両親とか兄弟との仲も良かったので、家族や家庭というものを、明るいものや温かいものの象徴として捉えていたと思います。無条件に安心できるものという。
―しかも、アルバムをじっくり聴くと、温かい日常や家庭が失われていく、ということを歌っています。
古川:そうですね。なんか途中から、「やっぱりバッドエンドにしよう」みたいな考えが出てきて。今回は単純なバッドエンドという捉え方では作ってないですが、いつまでも続くものじゃないからこそ、より一層温かいものになるというか。温かいものとして捉えられると思うんです。
―だから、単純に明るいわけではないけれど、ネガティブなだけでもないですよね。キクチさんの声の性質も含めて「大事なものは失われるけれども、だからこそそれは素晴らしい」という感覚がアルバムには貫かれていると思います。
古川:ありがとうございます。
―単に切ないというわけではなく、かといってハッピーなアルバムというわけでもない。人が心を動かされるのって、こういう何とも言えない感情なんじゃないかと思います。
古川:曲作りだけじゃなく何事もそうなんですが、「諦めの境地」みたいなものを、丁寧に捉えているところはありますね。というのも以前、自分がやってたバンドを辞めたことがあったんです。今思えば辞める必要も無かったかなとも思うんですが、辞めちゃって。で、「音楽を作る」ということを諦めたときに、逆にすごくフラットに音楽に触れられるようになったんです。そのお陰で、今まで認められなかった音楽の良さも、素直に感じられるようになったりして。
―諦めたことによって、逆に得るものもあった。
古川:そうですね。やっぱり何事もいつまでも続くものじゃないからこそ、諦めなければいけないタイミングが出てくる。そのタイミングを経たときにまたちょっと違った価値観が生まれる。
―「諦め」をいかに受け止められるのかというのは、多くの人にとって重要なテーマだと思います。それを経て、古川さんの中に生まれた「違った価値観」とは、どういうものだったのでしょうか?
古川:例えば恋愛の曲を歌おうが、家庭の曲を歌おうが、うちの猫の歌を歌おうが、自分より先にいなくなってしまうという絶対的な諦めのポイントがある。だから、ハッピーなものにはならないけど、だからこそ、今一緒に元気に何かやれているのがすごくハッピーなことであるよ、という感覚ですね。
今までは完全に自分一人で映像も作ってたんですけど、今回は学生時代からの友人5人くらいでチームを組んで作りました。
―ここからは曲についていろいろ聞いていきたいと思います。まず1曲目の“スカート”はアルバムにおいてどのような位置づけで、どういうきっかけから作ったんでしょう?
古川:まず最初、去年の11月に“HOME”ができたんですけど、この曲は柱になるだろうと思ったんです。で、もう1本の柱として、アルバムの最後にいれるつもりでこの“スカート”を作りました。ピアノが聴こえる“HOME”に対して、“スカート”はマイブラっぽい音の壁を作りたかった、という。
―MVの絵柄のテイストもすごく似あってますね。これは、古川さんも所属するデザインチーム「gaph」制作ということですが。
古川:今までは完全に自分一人で映像も作ってたんですけど、今回は学生時代からの友人5人くらいでチームを組んで、自分一人では請け負えない部分とかを受け持ってもらったんです。だから若干今までと近いようで違うところもあって。“スカート”に関しては、MVのストーリーラインは自分が担当してなかったので、どちらかと言えばビックリしましたね。「鳥の仮面を被った女が不倫する」って言われて、「お、おぅ……」みたいな(笑)。「俺そんな歌詞書いたっけ!?」みたいに思っていたんですけどね。もちろん自分が関わって作るので、完全に投げっぱなしということもないですけれど、やっぱりメインの部分を人に預けるのは面白かったですね。
“HOME”のMVをお願いした日の夜に、岩井俊二監督本人からメールが来た。
―“HOME”に関してはどうでしょう。これはどういうことを意識して作ったものですか?
古川:前回のアルバムで言うと“魔法”のような、アルバムの軸となるような曲を作ろうと思って。オルタナ的なものがすごく好きで、今までも何度か作っているんですけど、「オルタナ」といっても、人によってイメージするものが違うじゃないですか。だから、自分の頭にある「これがオルタナだ」っていうものを、ちゃんと形にしたいと思って作り始めた曲です。
―具体的にどういったイメージがあったのか、言葉で説明することはできますか?
古川:イメージとしては、Ben Folds Fiveみたいな、ピアノをガンガン叩いてる感じと、Dinosaur Jr.やWeezerとかのギター、そしてハードロック的にドコドコ鳴っているドラムみたいなものが融合している感じです。でも結果、意外にまとまったっていう(笑)。
―僕、実はこの曲は一番オルタナっぽくないと思ったんです。この曲のドラマティックなところ、アレンジが壮大なところ、節回しが単調じゃないところも、いい意味でJ-POPらしいなって思いました。
古川:本当は最初、淡々としていたんですけど、何かしっくり来なくて。最終的には演奏陣にどんどん音を盛ってもらって、ストリングスもいれたら、最終的にはすっきり収まったという。
―MVを岩井俊二監督に依頼しようというのは、どういうところから?
古川:映像の制作を一緒にやってみたいと思う人がいろいろいるんですけど、その中でも岩井さんは「さすがに断られるだろう」と思うくらい、大きな存在でした。でも“HOME”には、映像と音楽の絡みとして僕がすごく理想的だと思っている『スワロウテイル』のイメージもあったので、ダメ元でスタッフにお願いをしたら、つてが見つかったんです。それで自分のCDをお送りしたら、実際に会っていただけることになって、それだけでも「マジかよ!」って思ったくらいです(笑)。
―会えるだけでも喜びが爆発したと(笑)。
古川:はい。それでみんなで事務所にご挨拶に行って、自分の音楽などに関していろいろお話をさせていただいたんです。そしたら、帰ったその日の夜にご本人からメールが直接来て、「今日はありがとうございました、いいMVになるように頑張ります」って書いてあって。「……やってもらえるの!? マジかよ!」って。そこからいろいろ話を詰めていただいて、本当にやっていただけることになったという感じです。でき上がるまで自分では信じられなかったですね。
喪失しても諦めて先に進まなきゃいけないこともあるんだよねっていう。
―もう一つ、“ストーリーライター”という曲も非常に印象的でした。これは、どういう風に作った曲なんでしょう?
古川:実はこの曲、もともとアルバムに入る曲じゃなかったんですよ。
―というと?
古川:もともとはこの曲、別の方に提供する用にストックとして置いてあった曲だったんですね。で、たまたまなんですけど、Facebookで本当に久しぶりに、前やっていたバイト時代の友だちから連絡があって、そこそこ仲良かったもう一人の別の友人がいなくなったという話を聞いたんです。いなくなってしまったその友達は、震災当時に福島方面に行っていたらしいってところまでわかっていて、震災以降、連絡がつかなくて、帰ってこない。両親の人には、覚悟をしてくださいと言われるような話になっていて。
―最近になって、そのことを知った。
古川:そうです。それを聞いたときに、僕、はじめて震災がものすごく身近なものに感じてしまって。別にそれで追悼の意味を込めてとかそういうわけでもないんですけど、生きてるか死んでるかもわからないというのは、すごく寂しいと思って。生きていてほしいし、僕は生きてると思ってるんですけれど、少なくとも曲として残すことで、忘れないようにしようと思った。それで、急遽歌詞を書いて、この曲を作ったんです。
―非常に大事な曲だったんですね。しかも、「諦める」っていうのは寂しいことだけれど、明るいことでもあるという、アルバム自体のテーマとも繋がるものである。
古川:そうですね。大事な曲だったので、こればっかりは自分でデモまできっちり作って、MVもコンテも全部書いて、自分一人でやろうと思って作ったんです。MVも、そういう視点でみると、「追いかけたけど届かなかった」みたいなことになっていて。最後に、女の子は転落しちゃうんだけど、それでも生きている。何かを喪失してそれで終わりではなく、喪失しても諦めて先に進まなきゃいけないこともあるんだよねっていう。そこに関してはブレないように作らなきゃいかんなあと思ったんです。
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自分で聴いていると、しんどいところはありますね。
自分で聴いていると、しんどいところはありますね。
―とすると、“ストーリーライター”と最後の“SOUP”は繋がっているんじゃないかと思ったんですが。これに関してはどうでしょう。
古川:もともとは“SOUP”という曲はなかったんですよね。“アン=サリヴァンの休日”という曲で、最後はハッピーに終わってやろうと思ったんです。けど、“ストーリーライター”ができて、諦めて先に進まなきゃいけないけれど、そうは言っても悲しいものは悲しいし、寂しいものは寂しいし。それはそれで素直に入れとくべきだなぁと思って。暗いというより、明るいとも暗いとも取れない曲で。
―薄明かりみたいな?
古川:そうそう。だから、自分の中ではアルバムを底抜けに明るいものすることはできなかったんですね。それはもう、飲み込みましょうと。
―聴いたほうの感触としては、単純に暗いとか明るいではない感じです。大切な思いが込められたもの、という感じがしました。
古川:ありがとうございます。だから、自分で聴いていると、しんどいところはありますね。
思ってもないことは言えない。そういうところを守らないと、フォーマット的なことしかできない。
―この取材をしている時点では久しぶりのワンマンライブが目前というタイミングですが、古川本舗というプロジェクトにとって、ライブはどういう位置づけなんでしょうか。
古川:正直、想定してなかったんです。できないと思って、逃げていた。でも、やってみると楽しいんですよね。2年前は演者の前にスクリーンを張って映像を投影してやってたんですけれど、今回はそういうことを考える時間もないし、小細工なしでできることを素直にやってみようと思ってますね。でも、何度かスタジオ入ってやってみたら、いい感じなんですよ。今回はドラムも居ないんですけれど、次はドラムを入れてやろうと思ってます。来年はライブを増やしたいと思ってますね。「どうやってやろうか?」っていうのは、考えますけどね。
―古川本舗の曲はライブで再現するのは難しいですからね。
古川:既存のライブとか、バンドとかのフォーマットに照らし合わせたら、それはかなり難しいんですよ。でも、生演奏の音楽と、映像の演出がある。そういう空間をちゃんと作る。それを念頭において考えればできるんですよね。ライブというより「空間を作る」という考え方でやろうと思います。
―古川本舗というプロジェクトは、バンドとかボカロとか、そういうフォーマットとは違う活動をしているわけですよね。そういう古川さんから見て、今の音楽シーンの状況をどう見ているか、という話も訊ければと思うんですが。
古川:今はそんなに気にしてないですね。昔はわりと周りを見ていた感じがあるんです。最近は全然見なくなっちゃったというか。やっぱね、若いバンドの人って演奏上手いじゃないですか。
―上手いですよね。
古川:技術もすごく上がっているし。ある程度のラインで格好いい。でも、だからこそ平均化されているというか。そういう感じがするんですよ。
―そんな中で、古川さんがやろうとしているのはライブにしても作品にしても一つの世界観と一つの物語をきっちりと見せて、それを深いところまで届かせるようなものである、と。
古川:そうですね。ロック的なライブには憧れるけれど、自分がやらなければいけないことは、自分が作った音楽とか世界ををライブでどう体感させるかということですから。
―今のロックフェスだったりライブの現場にいたりすると、一体感というものがすごく重視されているんですよね。だから、一緒に踊ったり盛り上がったりするような音楽が多くなる。それはそれでいいけれど、そういうところとは全く違うものになりますよね。
古川:もちろん、そういうライブは絶対楽しいですよ。憧れるし。でも、自分自身がステージに立って「みんな、一緒に行こうぜ!」的なことは思ってもないから。思ってもないことは言えない。そういうところを守らないと、フォーマット的なことしかできないですもんね。だから「ウチでは出せねぇ、よそ行ってくんな」みたいな感じです(笑)。
- リリース情報
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- 古川本舗
『SOUP』(CD) -
2013年11月6日発売
価格:2,500円(税込)
Head.Q.music / PECF-30621. SKIRT
2. あいのけもの
3. HOME
4. 東京日和
5. orbital
6. emma brown
7. 枯れる陽に燃える夜は
8. ストーリーライター
9. アン=サリヴァンの休日
10. SOUP
- 古川本舗
- プロフィール
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- 古川本舗(ふるかわ ほんぽ)
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作詞・作曲・編曲・プロデュース。2009年、自身のセルフプロジェクト「古川本舗」として音楽活動を開始。2011年にインターネット発祥の音楽レーベル「Balloom」の立ち上げに参加し、同レーベルより2年間の活動の集大成をパッケージしたアルバム「Alice in wonderword」を発表。ゲストボーカルに野宮真貴、カヒミ・カリィ、マスタリングにはテッドジェンセンを招いた本作で、まさに唯一無二と言えるポジションを獲得し、同年のビルボードジャパン「優秀インディーズアーティスト」にノミネートされる。2012年、SPACE SHOWER MUSICより一年半ぶりのセカンドアルバム「ガールフレンド・フロム・キョウト」を発表。山崎ゆかり(空気公団)、大坪加奈(Spangle call Lili line)、アイコ(advantage Lucy)、YeYeらをボーカルに迎えた本作で独自の物語世界を確立し、大きな注目を集める。作詞作曲編曲だけでなく、アルバムのアートディレクション等、作品の世界観を多岐に渡る方法で表現するマルチアーティスト。
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