2015年は、日本のポップシーンにおける地殻変動の年となるだろう。インターネットは今も「現場」の意味を更新し続け、作り手と受け手双方の音楽との接し方に影響を与え続けている。一方、2010年代前半にインディーシーンを中心に広まったシティポップの再評価や、海外におけるディスコやファンクのリバイバルなどが合わさって、ブラックミュージック寄りのポップスを「今のJ-POP」として鳴らす若手が、いよいよオーバーグラウンドに進出しつつある。ネットとリアル、生演奏と打ち込み、ポップとマニアックの境界線が薄れる中、自由な感性で立ち上がる若手クリエイターたちによって、2015年のポップシーンに新たな景色が作られていくことに期待が高まっているのだ。
ボーカル・作詞担当のぽんと、作曲・プログラミング・ギター担当の小島英也による男女ユニットORESAMAは、そんな今の日本の音楽シーンを体現する存在。アニメ『オオカミ少女と黒王子』のエンディングテーマに起用され、昨年12月にリリースされたメジャーデビューシングル『オオカミハート』は、エレクトロファンクな曲調と抜群にキャッチーなメロディー、さらには1980年代テイストのカラフルなビジュアルも合わさって、今の気分を明確に象徴するものだった。この音楽シーンの動きとORESAMAの存在にいち早く目をつけたのが、日々渋谷PARCOのスタジオからストリーミング配信を行い、インターネットとリアルをクロスオーバーさせながらポップカルチャーを発信してきた2.5Dである。そこで今回、2.5Dが昨年12月にスタートさせた音楽イベント『YASHIBU』のプロデューサー、中川義和を招いて対談を実施。年齢差10歳の両者がお互いを尊重しつつ混ざり合う、シーンの現状がよくわかるテキストになったと思う。
もうバンドかビートものかを分けること自体がナンセンスっていう状況なんですよね。そういった動きをインターネットの中だけに押しとどめるのではなくて、1回現場に戻すことが発想の原点です。(中川)
―ORESAMAは高校時代に組んだバンドが元になっているそうですね。
小島(Gt,Program,作曲):高校時代に1年半ぐらいバンド活動をしてました。僕らは長野出身なんですけど、大学進学でメンバーがバラバラになっちゃったので活動がストップして。僕は東京に出てきてからもずっと曲を作ってたので、同じく東京にいたぽんちゃんにもう1度声をかけて、それからは2人組でやってます。
ぽん(Vo,作詞):私は美大に通うために東京に出てきたんです。卒業後に美術か音楽かどっちの方向に進むか結構迷ったんですけど、ORESAMAだと音楽もやりながらビジュアル面でアートの活動もできるからすごく充実してます。
―2人組になって、今のスタイルになるまでは、どんな過程があったんですか?
小島:最初は俺のアコギとぽんちゃんの歌っていうスタイルで1~2年やってたんですけど、表現力に限界を感じてきたんですよね。それで俺が打ち込みを始めて、徐々に今のスタイルになっていきました。それ以前にも打ち込み自体はやってたんですけど、それまではギターもベースも自分で弾いて、ドラムだけ打つぐらいだったのが、ちゃんとシンセとかを使い始めたのがその頃です。
―今の2.5Dであり、『YASHIBU』にも、ORESAMAのようなバンドと打ち込みの境界線が薄い人たちが集まっている印象があります。
中川:今までは、自分で弾いて宅録する人と、完全に打ち込んで作る人って、二分化してたと思うんですよね。でも、今のORESAMAの話みたいに、バンド勢がPCに慣れ始めたことで、両者がクロスオーバーしていくのが露骨に見えて、いい感じに混ざり始めたのが2014年だったかなって。
小島:確かに、バンドでもドラマーがシンセとかパッドを持ち込んでライブをやるスタイルは多くなりましたよね。なので、2人組の僕たちでも、そういうバンドと一緒にやる分にはそんなにずれてる感じもしないし、最近は共演者の幅が広がりました。
―そもそも『YASHIBU』というイベントはどんな狙いでスタートしたのでしょうか?
中川:『YASHIBU』の1回目は12月6日だったんですけど、タイミングとしては「もう2015年が始まりますよ」ということを意識し始めるべき時期で、2014年を総括したときに、ORESAMAのデビューはすごく象徴的だと思ったんですよね。ぽんちゃんのマテリアルの中にはアニソンがあって、そこに小島くんの作るエレクトロニックミュージックだけど構造としてはバンドの曲が、組み合わさってる。tofubeatsくんにせよ、Sugar's Campaign、Seiho(Sugar's Campaignのメンバーであり、DJやトラックメイカーとしても活動)にせよ、もうバンドかビートものかを分けること自体がナンセンスっていう状況がでてきたんですよね。なので、そういった動きを2.5DやSoundCloudといったインターネットの中だけに押しとどめるのではなくて、1回現場に戻す、渋谷に戻してこようっていうのが発想の原点です。
「渋谷って何だ?」って永遠のテーマな気がしますよね。つまり、渋谷はカオスなんですよ。ノールールだからこその面白さがある。(中川)
―なぜネットで起こっている動きを「渋谷」に戻すことが大事だと考えられたのでしょう?
中川:「渋谷って何だ?」って永遠のテーマな気がしますよね。つまり、渋谷はカオスなんですよ。ギャルもいて、ヒップホップもあって、人種もわけわかんない、何でもありの街。ノールールだからこその面白さがある。だからこそ、ジャンルとかいろんな境界線がなくなってきている今の音楽シーンに合うんじゃないかと思います。それに、音楽をやっていて、全国から渋谷を目標として頑張って来る人もいるので、そういう意味でも渋谷という場所はいいんじゃないかなって。
―ORESAMAとしては、渋谷に対してどんなイメージがありますか?
ぽん:長野にいた頃は、「渋谷に行く」っていうこと自体にステータスがあったんですよね。渋谷に行けば何でも揃うし、音楽もファッションも最先端のものが集まっているというイメージがありました。だから、渋谷でライブをすれば刺激が得られるんじゃないかという単純な思いで、ここでライブ活動を始めたんです。
―『YASHIBU』というネーミングは中川さんが考えられたんですよね。ここにはどういう意図があるのでしょうか?
中川:『YASHIBU』って、なんかむかつくじゃないですか?(笑) でも、それをだんだんリフレインしていくと、逆に覚えてくれるんじゃないかと思って。あと、業界に対するアンチテーゼも含んでますね。
―実際イベントのコンセプトとしても、アンチテーゼの気持ちがあると。
中川:「新しいシーンです」って大人が上からドンって出すんじゃなくて、ちゃんと根っこから生まれるものにしたいんですよね。『YASHIBU』を単なるイベントとは思ってなくて、シーンを作っていくストーリーだと思ってるんです。例えば、ももクロとかアイドルだと、成長していくためにファンの人と武道館まで行くストーリーを描くわけじゃないですか? それが渋谷の音楽シーンにもあっていいと思ったんですよね。シーンが盛り上がっていく中に実際参加して、アーティストとお客さんとで一緒にそれを体験できるような構造にしたい。
今って、ネットで検索すると「NAVERまとめ」とかでバンドがいっぱい出てくるじゃないですか? あれで知っても、なかなかバンド名や曲名って覚えられないんですよね。(小島)
―ORESAMAの音楽性のルーツを話してもらえますか?
小島:小さい頃は、兄と姉が買ってきた当時流行ってるCDをこっそり聴いていて、今思えばポップなものばっかりでした。中学生からはギターを始めたので、BON JOVIとかDEEP PURPLEとかも聴いてたんですけど、でも1番好きなのはやっぱり日本のポップミュージックなんですよね。曲を作るようになってからも「メロディーはポップに」っていうのはずっと意識してます。
中川:小島くんは、みんなが好きなものを真っ直ぐ受け入れられる人だと思うんですよね。俺も昔ギター弾いてたんですけど、みんなが好きっていうものは聴きたくなくて、昔のブラックミュージックに憧れてワウギターを弾いたりして。でも、逆に今若い人が「ポップスがかっこいい」って言えるのには憧れますね。自分が小島くんと同じくらいの年の頃は、「ポップスが好き」なんて恥ずかしくて言えなかったから、時代は変わったなって思います。
―今のORESAMAはファンクやディスコの要素が強くて、それが非常に現代的だと思うのですが、そういった要素はどうやって吸収してたんですか?
小島:カッティング(ファンクやディスコのバッキングとして使われるギターの奏法)をマスターしようと思って、ナイル・ロジャース(ファンク、ディスコバンド「CHIC」のギタリスト。マドンナやデヴィッド・ボウイの一部作品などのプロデュースも手がける)とかEARTH,WIND & FIREとかを聴いてたんです。それで、ORESAMAとして打ち込みを始めた頃に、DAFT PUNKの“Get Lucky”を聴いて「ナイル・ロジャースのギターめっちゃいい」と思って、当時聴いてたCHICのCDをもう一回出してきて。それからディスコとかファンクの要素を入れるようになりました。
―中川さんは今のファンクやディスコの流行をどのように見ていますか?
中川:昔よりもブラックミュージック的なリズムを理解する若い子が増えた気がします。ヒップホップとかビートものにしろ、その界隈の人はすごく好きだけど、ライトな人向けではなかったと思うんですよね。でも最近はそういう音楽を、そこまで音楽に詳しくない女子とかもかっこいいと思うようになってきてたり。
―それって何が理由なのでしょう?
中川:我々の時代って、2~3人でレコ屋に行って、その少数人の中で裕福になるっていうか、「俺たちこの教室の中で一番音楽知ってる」って思うことが気持ちよかったんですよね。でも、今はTwitterとかがあるおかげで、自分の好きなアーティストをつぶやけば、現実では出会ったことのない人からも共感を得られる。それによって、昔だったらちょっとIQが高いと思われてた音楽も、もっと表向きになったというか、みんなで共有できるものになったのかなって思いますね。ただそれをネット上だけの共感で終わらせるのではなく、「ネットに転がっているものが、リアルではここにありますよ」っていう、みんなが集まれる場所が空間として必要なのではないかなと思ったんです。
―ネットのよさもあるけれど、ネットで起こっていることをまとめるリアルな場所もやっぱり必要だと。
小島:僕の家は高校の途中までインターネットがなかったので、それまでは街の楽器屋に通って、同い年ぐらいのやつらとか店員の兄ちゃんと情報交換してたんですよね。そうやって、ネットじゃなく人づてに教えてもらって蓄えてた時期があったのは自分にとって大きいと思ってて。
―最初からネットじゃなくて、そうやってリアルな場所に集まって共有するっていう経験があったからこそ、そこが小島くんの強い音楽愛のベースになってるのかもしれない。『YASHIBU』っていうのも、まさにそういう「場所」を作る試みですよね。
小島:今って、ネットで検索すると「NAVERまとめ」とかでバンドがいっぱい出てくるじゃないですか? あれで知っても、なかなかバンド名や曲名って覚えられないんですよね。やっぱり、お店で実際に探すとか、CDを買うとか、そういうことをしてちゃんと身につけようとしないと、なかなか身につかないと思うんです。自分は作曲をしてるから、「身につける」っていう考え方が他の人とはちょっと違うとは思うんですけど、やっぱりネットだと手に入れた情報がサラッと流れちゃうので、出会える場所や集まる場所を作ることが大事だなって実感しますね。
ORESAMAは、若い人には新鮮で、大人の方が見たら懐かしい、そういうサウンドでありビジュアルだと思うんですよね。(ぽん)
―ぽんさんはネットで音楽を聴くことも多かったですか?
ぽん:私は歌詞で検索して曲を見つけてました。なにか言葉とかフレーズとかに、「歌詞」って言葉をつけて検索をかけると、いろんな歌詞が出てくるからそれを読むんです。
―珍しい曲の探し方ですね。中でも特に影響を受けた人は?
ぽん:青春時代はフジファブリックばかり聴いてました。学校から帰ったら、『TEENAGER』(2008年)っていうアルバムを2~3時間聴くっていう生活を1年ぐらいしてて(笑)。
―それを毎日?
ぽん:はい、お母さんに本気で心配されました(笑)。なので、歌詞の世界観は志村さん(志村正彦。2009年に逝去。それまではフジファブリックのギターボーカルとして、ほとんどの楽曲の作詞作曲を担当)の影響が大きいです。「でも」とか「だって」って言葉の使い方が上手くて、頭に一発で残る言葉選びがすごい面白くて。歌詞を覚えてもらえるように、サビの頭に必ず印象的なフレーズを入れるっていうのは、志村さんから学んだことですね。
―ORESAMAはビジュアルも重要な要素になっていますよね。
小島:イラストレーターのUTOMARUさんが、ジャケットやMVのビジュアルを描いてくださっているんですけど、僕たちのちょっと懐かしいディスコの雰囲気と合ってるんじゃないかなって。
ぽん:私は1980年代の雰囲気が大好きなので、UTOMARUさんの絵を見たときに「これしかない!」と思いました。ORESAMAは、若い人には新鮮で、大人の方が見たら懐かしい、そういうサウンドでありビジュアルだと思うんですよね。
―ぽんさんが1980年代好きなのは、何かルーツってあるんですか?
ぽん:小さい頃家に一人でいることが多かったので、親がアニメチャンネルを入れてくれて、『うる星やつら』『めぞん一刻』『ドクタースランプ』とか1980年代のアニメがすごく好きだったんです。あの頃のアニメって、結構ハチャメチャじゃないですか? 女の人が上半身裸になったり、今だと深夜じゃないと放送できないような感じだけど、いやらしさっていうよりポップで面白くてカオスな感じにはまったんですよね。
中川:俺の世代だと「かっこいい音楽も好きで、アニメも好き」とかありえないですよ。俺は特に偏見の塊だったので(笑)。ヒップホップで言うとNASとかJAY-Zが好きだったので、「『うる星やつら』が好き」なんて言ったら、「リアルじゃねえ」みたいな(笑)。ただ今の若い人は、音にしてもアニメにしても、何でもかんでも好き勝手混ぜてるわけじゃなくて、ソウルを持って選んで混ぜてる感じするんですよね。
小島:冷静に考えると、1980年代の音って、ダサいと思う人もたくさんいると思うんですけど、俺はそのダサさがかっこいいと思ってるんですよね。だから、ORESAMAの音を聴いて、古いとかダサいって思う人もいると思うんですけど、「このダサさがかっこいい」っていうのをちゃんとアピールしたいっていう気持ちがあります。
中川:今ORESAMAとかSeihoとかが1980年代っぽいのをやってて、そのかっこよさを逆に教えてくれてる気がします。俺たちは余計な知識をつけちゃって、当時の音楽を純粋に楽しめてなかったかもしれないけど、その面白さを再認識させてもらってるなって。それによって、今若者がかっこいいと認識してる音楽と、大人もかっこいいと思う音楽の分量が、だんだん同じになってくるんじゃないかと思ってます。それは何十年タームで日本の出来事としてあったと思うんですけど、今またその分岐点にいるんじゃないかと思うんですよね。
「J-POP=ORESAMA」っていうイメージを作り上げるのが目標です。(小島)
―では最後に、ORESAMAの今後の展望について、話してもらえますか?
小島:もっとリリースを重ねて、「ORESAMAってこうだよね」っていうのを早く確立したいです。みんなにいいと思ってもらえるものを作って、ライブにお客さんがたくさん来るようにならないと、メジャーに来た意味が薄いと思うので。「多くの人に聴いてもらえるように」ということを今まで以上に意識して、「J-POP=ORESAMA」っていうイメージを作り上げるのが目標です。
―「J-POP=ORESAMA」を確立するためには、何が重要だと考えていますか?
小島:これは勝負でもあると思うんですけど、ポップを貫くっていうことだと思います。今、サブカルと言われてるものがメインカルチャーに進出してきてる中、ここでどポップをやることによって、ORESAMAの地位を築いていきたいです。とはいえ、そこまで頭を固くせずに、ちゃんと流行りをかみ砕いて曲に入れていかないと勝てないとも思うので、そこはアンテナを張りつつ、その上で自分のやりたいポップを押し通したいと思います。
―『YASHIBU』ともども、2015年の盛り上がりが非常に楽しみです。
小島:僕ら『YASHIBU』の中でもだいぶポップなんですよね(笑)。浮いてるとまでは思わないけど、そこでもちゃんとポップを貫くことが大事かなって。
中川:確かに、いろんな出演者がいる中で、ポップをやり抜くっていうのは勝負だと思います。でも裏を返せば、1つのジャンルで集めてるわけじゃなくて、それぞれの旗を持ってるアーティストを集めてるんですよね。だから、『YASHIBU』に出るのはプレッシャーではあると思うんですけど(笑)、でもそういう場所に出ることによって、ORESAMAのポップな魅力っていうのがより明確になると思います。
- リリース情報
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- ORESAMA
『オオカミハート』初回限定盤(CD) -
2014年12月3日(水)発売
価格:1,404円(税込)
VPCG-823251. オオカミハート
2. カオでしょ
3. 全然気にしてないから僕のことは気にしないで
4. オオカミハート(TV EDIT)
5. オオカミハート(Instrumental)
- ORESAMA
- イベント情報
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- 『YASHIBU』
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2015年1月31日(土)OPEN 15:00 / START 15:30
会場:東京都 渋谷 銀河系
出演:
アリスムカイデ(MC)
快速東京
Sugar's Campaign
Yasei Collective
PARKGOLF
仮谷せいら
綿めぐみ
CICADA
料金:予約3,000円 当日3,500円(共にドリンク別)
- プロフィール
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- ORESAMA (おれさま)
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ぽん♀(作詞、ボーカル)と小島英也♂(作曲、プログラミング、ギター)による、渋谷を中心に活動中のユニット。2013年『The 6th Music Revolution Japan Final』優秀賞獲得。90年代生まれの2人が描き出す楽曲は、エレクトロやファンクミュージックをベースにし、映像が浮かぶ歌詞世界とともに「ORESAMA」ワールドを構成している。まさに、ネオポップスと呼ぶにふさわしいユニット。2014年12月、アニメ『オオカミ少女と黒王子』のエンディングテーマ『オオカミハート』でデビュー。
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- 中川義和(なかがわ よしかず)
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「2.5D」所属。「2.5D」とは、インターネット上のクリエイティブリソースとエンターテイメントが集結するソーシャルTV局として、インターネット・ポップカルチャーを世界へと発信する目的のもと、2011年にスタート。渋谷PARCOのスタジオからライブストリーミングプログラムを発信。「ネオ渋谷サウンド」の発信を目的とした2.5D主宰ライブイベント『YASHIBU』のプロデューサーを務める。次回は2015年1月31日に開催。
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