「メメント・モリ」とは「死を想え」などと訳されるラテン語だが、この言葉を目の前にしたとき、あなたの胸には、どんな想いが駆け巡るだろうか? どんな人にも平等に訪れる、「死」。いつかやってくるその瞬間を思ったなら、次に踏み出す1歩に、あなたはどんな意志を託すだろうか?
群馬出身の4ピースバンド、Ivy to Fraudulent Game(アイヴィー・トゥ・フロウジェレント・ゲーム)の新曲“Memento Mori”は、迫真の音像と共に、そんな問いを聴き手に投げかけてくるような1曲だ。
もはや「ジャンル」という垣根など平然と飛び越えてみせる複雑で自由な音楽性や、聴き手を馬鹿にしない高度な作品性で、今、右肩上がりに認知を高めているIvy to Fraudulent Game。「新世代」という言葉がしっくりくるバンドだが、彼ら自身が音楽を通して追い求めるのは、決して「目新しさ」ではない。むしろ、彼らが追い求めるのは、音楽の「普遍性」。
どれだけ時代や音楽を取り巻く環境が変わろうが、決して変わることのないもの――音楽があなたの目の前の景色を塗り替える、その瞬間の感動を求めて、彼らは音楽を紡いでいる。大半の楽曲で詞曲を担当するバンドのブレーン・福島由也と、バンドの真ん中に立つフロントマン・寺口宣明に、その音楽にかける想いを、じっくりと語ってもらった。
自分自身のすごく根源的な感動にもとづいて今でも曲を書いているんです。(福島)
—2018年はマイナビBLITZ赤坂やZepp DiverCity Tokyoでワンマンライブを成功させ、今年3月には新木場STUDIO COASTでのワンマンを控えている……今のIvy to Fraudulent Game(以下、アイヴィー)は、右肩上がりにキャパシティーを大きくしている状況ですよね。こうしてバンドの規模感を大きくしていくことに対する野心って、そもそも持っていたものですか?
福島(Dr):いや……もちろん、音楽を始めた頃の憧れとして「大きな場所でやりたい」というのはあったと思うんですけど、僕は音楽って、お客さんも含めて、人と出会いながらやっていくものだと思っていて。それを、単純に規模感の問題と直結されると違和感はあります。
福島:曲を作って、伝えていくなかで、「自分たちの音楽と出会う可能性のある人たちが、絶対にいるんだ」っていう不確かな確信のようなものが自分にはあって。僕らはあくまで、そういう「人と人との出会い」のなかで、ここまでくることができたという気持ちが大きいんです。なので、結果として規模が大きくなるっていうことはあると思うんですけど、大きくなっていくことが目的っていう感じではないですね。
寺口(Vo / Gt):そうだね。もちろん「売れたい」っていう気持ちは今も持っていますけど、大きな場所でライブをやることが、イコール「幸せ」になるのかというと、そうではないというか。大きな場所でも、小さな場所でも、その場所で音楽をやる必然性があればいいと思う。
—福島さんが不確かな確信を抱く、「出会える可能性のある人たち」というのは、具体的な人間像のようなものがあるのでしょうか?
福島:いや、「こんな層の人たちに向けて音楽をやっている」ということではないです。それよりも、僕らの作る曲は、ふとした瞬間に、誰にでも届くような可能性があるんじゃないかと思うんですよね。
—不確かといえど、何故、そこに対する確信を持つことができるのでしょう?
福島:僕は、小学生のときに聴いた音楽への感動とか、バンドを始めた学生の頃の気持ちとか……そういう、自分自身のすごく根源的な感動にもとづいて今でも曲を書いているんです。ある特定の層に届けるために、音楽的な技術を専門的に突き詰めているわけではなくて、あくまで自分がこれまでの人生で受けてきた感覚や感動をもとに、音楽に向き合っているんですよね。
多くの人が音楽に感動するのって、技術に感動するのではないと思うんですよ。音楽を聴いて「よくわからないけど、いいな」って感じたり、「あいつの演奏めちゃくちゃ下手だけど、グッとくるな」みたいなことってありますよね?
—うん、ありますね。
福島:僕はそういうところに人間の感覚の普遍性があると思うし、人間のその感覚を常に大事にしたいと思っていて。音楽を作り続けていると、どうしても専門的になってしまいがちですけど、僕は、音楽でも映画でもなんでも、人がなにかに触れて、感動や感情が引き起こされるっていう体験そのものが、すごく重要な気がしているんです。その体験を自分たちの音楽で引き起こしたいんですよね。
—そのスタンスは、アイヴィーを結成してから一貫して変わらないですか?
福島:そうですね。自分が体験した感動をもとに、その感動を伝えたい、そういう体験を引き起こしたいっていう気持ちは常にあります。今回のシングル曲の“Mement Mori”は、特にこれまで以上に、「普遍性」について考えて作った曲で。
Ivy to Fraudulent Game“Mement Mori”を聴く(Apple Musicはこちら)「死」というものを、あくまでも前提として描いて、「そのうえでどう生きるか?」。(福島)
—「Mement Mori(メメント・モリ)」は、「死を想え」などと訳されるラテン語ですよね。とても有名な言葉ですけど、「普遍性」を考えたとき、何故、この言葉がモチーフとして出てきたのでしょう?
福島:「死」って、あらゆる人に共通する、一番普遍的なものなんじゃないかと思うんです。「死」は、生きている人は誰も経験できない、経験したらそれで終わってしまう……それって、今、生きている人たち誰もが持っている条件ですよね。
だとしたら、人が生まれて、そして死んでいく……それ自体を描くことで、その間に連続する日々を描くことができるんじゃないかと思って。「死」というものを、あくまでも前提として描いて、「そのうえでどう生きるか?」ということを、この曲では描きたかった。
—死ぬこと前提の生き方ですか。なるほど。
福島:だから、「死」を前提として描いてはいるけど、この曲が本当にスポットを当てているのは、あくまでも「今」という瞬間だと自分では思っているんです。人が生きることができるのは、常に「今」という瞬間しかないんですよね。「昨日」も「今」だったわけだし、「明日」だって「今」になるわけだし……その時その時を全力で生きていたいっていう僕自身の願望も、この曲には込められていると思います。
—「死」って、人が生きていくうえで感じる最も根源的で巨大な「不安」のような気もするんですよね。アイヴィーの曲の歌詞には、「不安」という言葉がよく出てくるじゃないですか。例えば、“革命”という曲の<飼いならせ不安を この歌で><革命起こせよ 音楽と不安で>というラインとか。
でも、今挙げた“革命”が象徴的ですけど、アイヴィーにとって「不安」もまた「前提」というか、「人生において必要なもの」というニュアンスを含んでいるように感じます。
福島:そうですね……やっぱり、ネガティブな感情って、自分で考えたり、向き合ったりしない限り、不利益でマイナスなものですよね。でも僕は、それを音楽にして昇華することで、自分にとってプラスのものに変えていけるんじゃないかと思っていて。そのままにしておけばマイナスな、意味のないものでも、それを「表現」することで、プラスの価値を付けていける……そこがいいなって思うんです。
—寺口さんは、福島さんの書かれる歌詞をどのように受け止めているのでしょう?
寺口:福島の書く歌詞は、昔から暗いんですよね。ただ、暗いけど「不幸中の幸い」というか(笑)。暗いまま終わる曲は少ないんですよ。暗いなかで、「どうしたらいいんだろう?」から始まって、「じゃあ、僕はこうしよう」っていう提示がちゃんとある。それが僕にも合っているから、ずっと福島の歌を歌っていけるんだろうと思うし、みんな、そうなんじゃないかと思うんですよね。
大人になれば、みんながなにかしらの不安感と格闘しながら、ときには、まるで目隠しをされたような状態で生きているものじゃないですか。
やっぱり僕は人間の歌が好きなんですよね。(福島)
—おふたりが音楽を始めた、具体的なきっかけも知りたいです。
福島:僕は最初にドラムを始めたんですけど、それは、ドラムを見て興奮したからです(笑)。
寺口:やべぇやつじゃん(笑)。
福島:小学生のときなんですけど、初めてドラムを見て「叩きてー」って思ったんです(笑)。ビニールのプチプチを見たら潰したくなる、くらいの感覚です。
それで、中学生の頃から音楽作りを始めました。最初はニンテンドーDSの『大合奏!バンドブラザーズ』っていうソフトを使って、曲を書いていたんですよね。でも、それだといろんな制限があってイヤになって。それから、ギターとかも初めて、MTRっていう多重録音の機材を使って録音を始めたんです。そもそも、ひとりでなにかを作り上げるっていうことに興味があったんですよね。
—そこから「バンド」という表現へ向かっていったのは、何故だったのでしょう?
福島:最初にバンドに向かったのは、単純に自分は歌えないし、ひとりではライブもできないからっていう理由ですね。「表現したい」っていう気持ちのもとに動いていたので、「人と一緒に音楽を作りたい」とか、「自分が感動するボーカリストに出会いたい」っていう欲求も、当時はなくて。それから音楽を続けていくなかで、人と音楽を作ることの喜びを知っていった感じですね。
—みなさんの世代だと、ボーカロイドという選択肢もあったのでは?
福島:あったのかなぁ?……そもそもボーカロイドを選ぶっていう感覚が、自分のなかにはなかったんですよね。
寺口:俺らが高校生ぐらいの頃に、ボーカロイドって出てきたんですよね。
—そうか。じゃあ、少し時期がズレているんですね。
寺口:そう、危なかったですね(笑)。もし、中学の頃にボカロがあったら、福島はそっちにいっていたかもしれない。
福島:どうだろう……。もし自分が中学の頃にボカロがあったとしても、僕は使っていなかったんじゃないかと思います。ボーカロイドって、「ひとりで音楽を作る」っていう点のメリットにはなると思うけど、僕は、あくまでも自分が音楽に感動した体験をもとに音楽を作っているから。そうなると、やっぱり僕は人間の歌が好きなんですよね。
寺口:たしかに、「かっこいいもの」以上に、「感動するもの」っていうのは、人間が生み出すものかもしれないね。
福島:思い返すと、中学生の頃に合唱コンクールで聴く合唱がすごく好きだったんですよ。ものすごく感動していたんですよね。その感覚を、僕は今でも忘れていなくて。高校生の頃に出会ったSigur Rosも、同じような感覚があったんですけど……あのとき感じた「あの感覚」に、今でも辿り着きたいって思っているんです。
初めて玉置浩二さんの歌を聴いて、「俺がなりたいのは、こういう人かもしれない!」って思いました。(寺口)
—寺口さんが音楽を始めたきっかけは?
寺口:僕はサッカーを挫折したことをきっかけに、音楽をやろうと思ったんです。だから、基本的になにかに感動して音楽を始めたわけではなくて、むしろ自分にとっての音楽って、最初は「退屈しのぎ」みたいなものだったんですよ。熱狂的に「この人かっこいい! 真似しよう!」って思える人も、19歳くらいまでいなくて。でも、初めて玉置浩二さんの歌を聴いて、「俺がなりたいのは、こういう人かもしれない!」って思いました。
—玉置浩二さんのなにが、そこまで寺口さんを打ちのめしたのでしょう?
寺口:なんだろう……すごい衝撃だったんですよね。それまで聴いていた音楽となにもかも違っていたんです。僕もすでにボーカルをやっていましたけど、「僕は、こんなすごい人のことを知らずに、ボーカルをやっていたんだ」と思って。
あんなにも歌で人を感動させられる人に、それまで出会ったことがなかった。もちろん、お名前は知っていましたけど、世代も上だし、詳しくなくて。でも歌を聴いたとき、あんなにも説得力のある、聴く人の息を止めてしまうような歌を歌う人だったのかって思って……衝撃でした。
—以前、他のインタビューで、好きな作詞家としてASKAさんの名前を挙げていましたよね。ASKAさんも、玉置浩二さんも、どこか、通じている魅力があるのかなって思います。
寺口:そうですね。ふたりとも、「強い人間じゃないんだろうな」って、音楽を聴けばわかるんですよ。ASKAさんも、ものすごい天性を持った人だと思うけど、そんな人の書く言葉が、すげぇ弱々しくて、儚くて、自分と同じような部分もあって……すごく綺麗だなって思うんです。逆に、ロックバンドで自分に響いてきたバンドって、ほとんどいないんですよね。筋肉少女帯くらいかな。
—なるほど。大槻ケンヂさんの書かれる歌詞も、すごく人間の弱さが滲むものですよね。福島さんは何故、寺口さんをボーカルに選んだのでしょう?
福島:最初に出会ったときは、イケメンだし、友達も多いし、自分とは真逆の人だと思っていたんですよね。でも人って、自分にないものを持っている人に惹かれるもので。結果、こうやって何年も一緒にバンドをやっていますけど……そうすると、「自分とそんなに違いはないな」って思える部分も出てくるんです。
福島:それはやっぱり、「弱さ」っていう部分が大きいと思うんですけど。(寺口は)落ち込んだら、表情や態度にめちゃくちゃわかりやすく出るんですけど、毎回、ちゃんと乗り越えているなって、一緒にいればわかる。常に、そういうことを繰り返している人なんですよね。
もちろん、自分にない強さを目の当たりにする瞬間もあるし、そこに感化されるときもあるけど……でも、まったく別の人間ではない。弱い部分もちゃんとある人で。寺口のような人が一緒にいるからこそ、僕は、「自分の音楽には普遍性があるんだ」って確信を持てるんだろうとも思うんです。
僕は「人」っていうものに対してすごく執着していることに、音楽を通して気づかされた。(福島)
—今回のシングルの3曲目に収録される“低迷”は寺口さんが作詞作曲をされていますけど、すごく美しい曲ですよね。ここで描かれる人間の繊細な弱さのようなものが、きっと福島さんと寺口さんが共振できる部分でもあるのかなって思いました。
寺口:“低迷”は20歳の頃に書いた曲で。辛くて、ひとりになりたくて、なにもしたくない……そんな状況のときにできたんです。あの頃は、ただ起きて、夜がきて、朝方になって、寝て……っていう無気力のなかで生きていて。でも、そんな生活のなかでも、どこかで誰かを求めていたし、光を求めていた。生きていれば孤独を感じることはたくさんあるけど、結局、最後は光の方に歩いていくんだろうなって気づいてできた曲ですね。自分にとってすごく大事な曲なんですけど、今4人でライブで演奏したりすると、改めて「書いてよかったな」って思います。
—“低迷”は、最近ではあいみょんさんや、石崎ひゅーいさん、菅田将暉さんなどの作品にも関わっているトオミ ヨウさんがプロデューサーとしてクレジットされているんですよね。寺口さんのパーソナルな想いから生まれた曲が、バンドの曲になり、そしてプロデューサーも加わってひとつのポップソングとして世に放たれていく流れは、非常に「物語」を感じさせますね。
寺口:そうですね。“低迷”の歌詞に<目を開いて 胸を押さえて / 明日だって 生きていくから>っていうラインがあるんですけど、そこだけは20歳の頃の自分が書いたものではなくて、今の自分の想いとして書き加えたんです。この曲は、自分だけのものにしておきたかった曲でもあるんですけど、結局、メンバーや、プロデューサーや、スタッフや、いろんな人たちの力があって、今も歌えていて。その過程自体が、まさに、この曲を表しているような気がします。
—“Memento Mori”は「死」、“低迷”は「孤独」をそれぞれ前提にしているけど、「それでも生きる」という意志を表現するために「今」という地点にフォーカスしているという面で、すごく通じ合ったものを表現しているような気もします。
福島:自分の価値観って、常に変わっていくものと思うんです。見ているものがすべてではない。それって、常に「今」に向き合っていないと気づけないことでもあって。
今、自分が持っている「答え」が絶対に正解だとは限らない。だからこそ、できるだけ自分が正解だと思える姿に近づいていく……その努力はしないといけないと思います。常に「自分自身」に向き合うことに、一番価値はあると思うし、そうすることでしか気づけないことってあると思うんです。
それに、それまで持っていた価値観がひっくり返ったり、目の前の景色が変わるときって、すごい衝撃じゃないですか。僕は常に、そういう衝撃や感動を求めているし、それをもとに音楽を作っているんだろうと思うんですよね。
—最初に語ってくださった音楽に対する「根源的な感動」というのは、自分自身の価値観がひっくり返る瞬間でもある。
福島:そうですね。自分の価値観が変わる瞬間を求め続けてきたからこそ感じる「幸福」や「美しさ」が、僕にはたしかにあって。それがあるからこそ、今も僕は音楽を続けているんだろうと思います。
—簡単に言葉にできることではないかもしれないですけど、音楽を続けていくことで、福島さんはどんな幸福や美しさに出会うことができたのでしょう?
福島:ひとつ言えるのは……例えば、世界に自分ひとりしかいなかったら、そこには怒りもなければ喜びもないと思うんですよね。自分以外の人との関わり合いのなかで、人にはいろんな感情が芽生えるものだと思うんです。今の僕は、そこに唯一の幸せがあるような気がしていて。音楽も、ただ作るだけなら僕はやっていないと思う。聴いてくれる人がいて、出会ってきた人がいる……それがあるから音楽をやっているし、そこにしか幸せはないと思うんです。
幸せって、共有することでしか成り立たないんですよね。なので、僕は「人」っていうものに対してすごく執着しているっていうことに、音楽を通して気づかされたんだと思います。ずっと「自分は人に対して興味がないんだ」と思い込んでいた時期もあったんですけど、実は一番、「人」に執着しているんだろうなって思いますね。
- リリース情報
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- Ivy to Fraudulent Game
『Memento Mori』完全生産限定盤(CD+DVD) -
2019年1月30日(水)発売
価格:2,138円(税込)
VIZL-1508[CD]
1.Memento Mori
2.trot
3.低迷[DVD]
Memento Mori Recording Documentary -20181115~1118-
- Ivy to Fraudulent Game
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- Ivy to Fraudulent Game
『Memento Mori』通常盤(CD) -
2019年1月30日(水)発売
価格:1,296円(税込)1.Memento Mori
2.trot
3.低迷
- Ivy to Fraudulent Game
- イベント情報
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- 『Ivy to Fraudulent Game "Carpe Diem" Tour』
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2019年2月2日(土)
会場:新潟県 CLUB RIVERST2019年2月3日(日)
会場:宮城県 仙台 CLUB JUNK BOX2019年2月10日(日)
会場:北海道 札幌 cube garden2019年2月16日(土)
会場:香川県 高松 DIME2019年2月23日(土)
会場:福岡県 BEAT STATION2019年2月24日(日)
会場:広島県 CAVE-BE2019年3月2日(土)
会場:大阪府 BIGCAT2019年3月3日(日)
会場:愛知県 名古屋 CLUB QUATTRO2019年3月10日(日)
会場:東京都 新木場STUDIO COAST
- プロフィール
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- Ivy to Fraudulent Game (あいびー とぅー ふろうじぇれんと げーむ)
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2010年10月に群馬県にて結成された、4人組ロックバンド。緻密なまでにフレーズを絡ませて構築し、作詞、作曲、編曲までを手がける福島由也(Dr)の世界観に、自らも作詞、作曲も行う稀代のヴォーカリスト寺口宣明(Vo/Gt)が、その歌声で縦横無尽に表現を重ねることで完成する唯一無二の楽曲群。爆発的なライヴパフォーマンスとクリエイティビティの高さに求心力が拡大中。2017年12月、ビクターエンタテインメントのレーベル“Getting Better”より1st Album“回転する”をリリースし、メジャーデビュー。その後、全国10公演の自身初のワンマンツアーを開催。2018年2月には“スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2018”に出演、ツアーファイナルのマイナビBLITZ赤坂公演では大トリを務めた。7月にワンマンライブ“Only Our Oath”をZepp DiverCity TOKYOにて開催。9月には1stシングル“Parallel”、2019年1月には2ndシングル“Memento Mori”をリリース。2月より全国ワンマンツアー”Carpe Diem” Tourを開催。
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