コロナ禍によるリモート促進から、AIの発達によるスキルセットの変化まで、ここ数年で仕事を取り巻く状況は著しく変化しました。キャリア形成においても「これをすれば間違いない」という、いわゆる正解がなくなったいま、私たちは一体何を基準にして自分に合ったキャリアを選べばいいのでしょうか? 本連載ではその問いに対して、複数のキャリアの「型」を呈示していきます。
本記事では、連載で紹介予定の5つのキャリアタイプを一覧にしてお届け! それぞれのキャリアにチェック項目があるので、あなたに近いものを探してみてくださいね。
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■スラッシュ型
さまざまな仕事をかけもちする
<チェックリスト>
■まったく違う頭を使い、ものごとを行き来するのが好き
■自由で融通が利く働き方がしたい
■好きなことがたくさんあって、全部やりたい
■フリーランスに興味あり
<キャラクタータイプ>
うさぎちゃん
▼スラッシュ型を実現しているクリエイター
新井リオさん(イラストレーター / 作家 / ミュージシャン)
人生を何個分も生きている。複数のキャリアを持つよさって?
■領域横断型
さまざまな分野にまたがって、ひとつの仕事を行う
<チェックリスト>
■いろいろな能力を求められるプロジェクトが好き
■分野を限定せずに、ジャンルを横断して進めることにワクワクする
■本業で好奇心が満たされることが大切
■将来的には起業も考えている
<キャラクタータイプ>
くまちゃん
▼領域横断型を実現しているクリエイター
Frankさん(台北アートブックフェア『草率季』主催者)
芸術とビジネスを両立させる。台湾アートブックフェア主催者の職域横断な働き方
■両立型
本業 + 異なる分野の個人プロジェクトを持つ
<チェックリスト>
■生活が安定していることが大事
■趣味の時間によろこびを感じる
■自分の趣味は、あまりお金に結びつきそうにない
■副業を考えている
▼両立型を実現しているクリエイター
樋口 恭介さん(SF作家、会社員 / 外資コンサル会社のマネージャー)
ITコンサルとSF作家を両立する樋口恭介に訊く。自分の時間軸で生きる方法
<キャラクタータイプ>
ぞうくん
■自己改変型
数年ごとに分野の異なる仕事に移っていく
<チェックリスト>
■何かに興味をもったら一定期間、没頭し続けてしまう
■気づいたら新しい分野に興味が移りがち
■一日単位での変化は求めていない
■転職で、新しい環境に飛び込むのはワクワクする
<キャラクタータイプ>
いぬちゃん
▼自己改変型を実現しているクリエイター
竹原芳子さん(俳優)
数々の職業を経て俳優に。竹原芳子がキャリアを手放しても「大丈夫」と言える理由
■追求型
ひとつの仕事を極めることで、精度やユニークネスを高めていく
<チェックリスト>
■何かひとつ決めたら、それを深く追求したくなる
■自分には「これだ!」というものがある
■ひとつのことに集中している時間が幸福だ
■職人気質だと感じる
<キャラクタータイプ>
ねずみくん
▼追求型を実現しているクリエイター
HANSさん(台湾発のストリートブランド「WISDOM」のデザイナー)
仕事をひとつに絞るのはリスクか? 台湾を代表するファッションデザイナーに訊く
自分に当てはまるキャリア型はありましたか? 今後はそれぞれのキャリア型で活躍するクリエイターを紹介していきます。また、本連載は台湾のカルチャー誌『秋刀魚』とのコラボレーションで実施。日本のみならず、アジアで活躍しているクリエイターの方々を取材していきますので、おたのしみに!
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