軟弱者のダメッ子ブリが発揮される一面は可笑しいが、ぶっといビートに切れ味鋭いギターが絡む男気満載のハードコア・パンクを鳴らす彼らのスピリットは本物。最新作『東京ファミリーストーリー』には、ボーカル=アクセル長尾の父親が登場。ただの余興のようでもあるが、そこで歌われる家族の物語は誰しもの心を打つ愛に溢れた本物の歌だ。「母さんどこ行っちゃうの?」という哀願にも似た一言、そして何となく過ぎ去っていく日々を歌った掲載曲、筆者は聴くたびに目頭が熱くなります。
※このコンテンツは旧「ピックアップアーティスト」の掲載情報を移設したものです
- リリース情報
-
- 赤い疑惑
『東京ファミリーストーリー』 -
2008年10月10日発売
価格:2,415円(税込)
AKA-004 赤いプロダクション1. 家族
2. 東京の家族
3. 東京ファミリーストーン
4. ドゥーワック赤い疑惑
5. 東京のボンボン
6. シアワセのカタチ
7. 就職してみたけれど
8. 1999
9. 何となく人生
10. ボンボンボーイズ赤い疑惑
11. あの時僕らは
12. 水曜の夜に
13. まだまだ生きていくんだ
14. オレとオヤジ
- 赤い疑惑
- プロフィール
-
- 赤い疑惑
-
アクセル、クラッチ、ブレーキーという冗談まがいの軟弱ボーイズ3人組が東京バビロンを相手取り、パンクロック、ヒップホップ、レゲエ、アフリカ音楽、お囃子などを武器に闘争を開始。05年に発表された1st『東京フリーターブリーダー』が各地で評判を呼び、その赤裸裸な歌詞とサウンドスタイルは周囲の多くの若者およびバンドマン達から絶賛された。07年12月に表参道で行われたサウンドデモでの熱演は記憶に新しい。
- フィードバック 0
-
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
-