上司をビンタなど、社会人の妄想を実現。歌唱はGIRLFRIENDのVo.

Spotifyでもピックアップされたガールズバンド、GIRLFRIEND

元気のある声や演奏に力づけられることがある。平均年齢18歳の4人組ガールズバンド、GIRLFRIENDのサウンドは最たるものだ。2月27日にリリースされた最新曲“ヒロインになりたい”は、miwaなどを手掛けるNAOKI-Tプロデュースによるキラキラポップチューンへと仕上がった。「どんな失敗も私らしさになる」という等身大のメッセージが、明日への元気をサプリメントのごとくカタチにしてくれる。

さらにオススメなのが、恋愛に憧れ、その対象へと繋げてくれる魔法めいたチカラ＝「魅力」について歌ったカップリングの“魅力とは？”だ。アニメや漫画、チョコレートが大好きなベーシストMINAによるデモ音源からヒットの予感を感じられた楽曲を、先述のNAOKI-Tがブラッシュアップした、GIRLFRIEND第2章の幕を開けたナンバー。本作は、約13000人のフォロワーを集めるほど人気のSpotify公式プレイリスト「キラキラポップ：ジャパン」のカバーに選ばれTOP選曲されるなど、音楽ファンに人気の作品だ。

Spotify公式プレイリスト「キラキラポップ：ジャパン」（随時更新中）

バンド初の恋愛ソングとなった“魅力とは？”は、シャッフルビートが心地よきリズムを紡いでくれる、快楽ポイントの強靭なロックチューン。メンバーによるセルフプロデュースで実現したミュージックビデオでは、SAKIKA（Vo,Gt）、NAGISA（Gt）、MINA（Ba）、MIREI（Dr）の魅力が垣間見える「インスタ映え」ライクなポップセンスの高さが痛快だ。彼女たちは現在進行形で、自分たちらしさを追い求めている。

SAKIKAが、有名リラクゼーションスペースの楽曲を歌唱

そんなバンドを牽引する目ヂカラ強いボーカルのSAKIKAは、ラフィネのオリジナルCMソング“リセットノススメ”（3月13日配信リリース）にて歌唱を担当している。企業コラボソングへの参加はSAKIKAにとっても初のチャレンジだ。

ラフィネとは、日本全国津々浦々にて、「疲れた体の筋肉やツボをもみほぐすボディケアやリフレクソロジーなど」を提供するリラクゼーションスペースのことだ。水色のロゴを見れば誰もがショップのイメージが思い浮かぶのではないだろうか。施術後のハーブティーのサービスにも癒される、穏やかに日常を取り戻すためのサードスペースである。

企業が、「ハートフルリラクゼーション」と定義するビジョンを伝えるために、アーティストとコラボレーションして五感に響くオリジナルソングにてミュージックビデオを活用する手法は面白い。18歳ながら、THE BEATLESを敬愛し『フォレスト・ガンプ』（1994年、ロバート・ゼメキス監督）など映画や小説を愛するSAKIKAがシンガーへと起用された理由は、一見、力強い芯を持っていそうだけど、弱さをもユーモア溢れるクリエイティブセンスで昇華するというギャップ感が理由なのかもしれない。

上司を大ビンタなど、社会人の夢と妄想が実現された映像

こうして「ココロとカラダをリセットする」をコンセプトに制作された“リセットノススメ”は、通勤電車で出社するOLの「社会人あるある」をテーマに、仕事中のピンチをスカッとした妄想力で解決していく。

＜パワハラ上司に大ビンタ＞＜大事な書類即シュレッダー＞＜眠たい会議に爆音ミュージック＞＜撒き散らすシャンパンパーティー＞などなど、楽曲ではキャッチーなフレーズが織り交ぜられ、＜今飛び出したんだ今飛び出したんだ自由な自由な自由な世界に＞と熱い思いを胸に抱え、＜何度でも何度でも Resetして＞と着地する、誰もの心にフィットするパンクなメッセージ性を込めたスピード感あるポップソングとなっている。

SAKIKAが歌う、聴くだけで開放感を感じられる痛快リフレッシュソング“リセットノススメ”。そして、GIRLFRIEND第2章を彩る最新作“ヒロインになりたい”“魅力とは？”をチェックして、あなたの「クオリティ・オブ・ライフ＝一人ひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質」を見直してみてはいかがだろうか。音楽は日常生活に溶け合う密接な存在であり、心と体を癒してくれるアイテムだ。かけがえのないあなたを、ヒロインにしてくれる大切な主題歌でもあるのだ。