大滝詠一の福生45スタジオ時代にフォーカスした書籍が3月刊行。坂本龍一、鈴木慶一らが証言
2023.
02.09

堀内久彦の著書『大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1』が3月20日に刊行される。
大滝詠一のエンジニアとしての側面を日記形式で追う同書では、はっぴいえんど解散後に個人スタジオ・福生45スタジオを立ち上げ、多くの作品を生み出した1973年から1978年にフォーカス。作品誕生の背景、福生45スタジオの成り立ちや、作品ごとの録音手法の変遷など、資料と証言により「ナイアガラ・サウンド」について明らかにするという。
証言者として大滝詠一に加え、湯浅学、矢崎芳博、時枝一博、関口直人、駒沢裕城、鈴木慶一、牧村憲一、村松邦男、上田“メリー”雅人、光永巌、六川正彦、山下有次、齊藤文昭、坂本龍一らが登場。
なお昨年3月に『大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.2』が刊行されているが、書籍内でフォーカスする時代をさかのぼるため、シリーズ第2弾でありながら書名は『Vol.1』となる。

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