河出書房新社が創業120周年記念企画として、作家、詩人である池澤夏樹氏個人編集による「世界文学全集(全24巻)」を11月から順次刊行する。刊行作品は20世紀後半に書かれた名作を中心に、池澤夏樹氏が選んでいる。「世界文学全集」の発売は国内では18年ぶり。
初巻はJ・ケルアック『オン・ザ・ロード』(青山南訳)。『路上』の題で親しまれたビート世代代表作品の新訳となる。
刊行を記念して「世界文学リミックス」と題した江國香織氏(小説家)、青山南氏(翻訳家、エッセイスト)との対談と、シンポジウム「世界解釈としての文学」をテッド・グーセン(日本文学)、柴田元幸(アメリカ文学)、沼野充義(スラヴ東欧文学)と行う。
池澤夏樹=個人編集『世界文学全集』全24巻
2,520円~3,360円(税込)
2007年11月9日から随時刊行
河出書房新社 池澤夏樹=個人編集「世界文学全集」刊行開始記念
第24回紀伊國屋サザンセミナー『世界文学リミックス』
2007年11月21日(水)
会場:紀伊國屋サザンシアター
第一部 タイトル「子供部屋に始まる」
(対談)江國香織×池澤夏樹
第二部 タイトル「文学の逃亡者」
(対談)青山 南×池澤夏樹
18:30開場
19:00~19:50(第一部)
20:00~20:50(第二部)
料金:入場料1,000円(全席自由、税込)
共催:河出書房新社・紀伊國屋書店
問い合わせ先:紀伊國屋サザンシアター
TEL.03-5361-3321(受付時間10:00~18:30)
東京大学文学部現代文芸論研究室主催
河出書房新社共催
2007年11月20日(火)・午後6時30分~午後9時
シンポジウム『世界解釈としての文学』
パネリスト:池澤夏樹(作家)、テッド・グーセン(日本文学)、柴田元幸(アメリカ文学)、沼野充義(スラヴ東欧文学)
会場:東京大学本郷キャンパス法文2号館1大教室
料金:入場無料・参加自由
詳細・問合せ先:現代文芸論研究室