野口里佳氏が2004年の原美術館での個展以来、日本では3年ぶりの個展となる『マラブ・太陽』を銀座ギャラリー小柳にて開催。
ベルリンの動物園で出会った、ほとんど動かない鳥「マラブ」シリーズを中心に、2005年から2006年にかけて制作した「太陽」のシリーズと他数点の新作を発表する。
レンズもファインダーもないピンホールカメラで撮影された作品で写真とは何かという本質をついたアプローチを試みていてる。
また、今回の展覧会ではこの2つのシリーズに加え、2005年に発表された作品「白い紙」も展示。これは印刷によって白い紙をより白くすることを試みた作品となっている。
野口里佳『マラブ・太陽』展
2007年10月27日(土)~11月30日(金)
会場:ギャラリー小柳 日曜日・月曜日・祝祭日は休廊
入場:無料
画像:「Marabu #3」(2005) C-print. Courtesy of the artist and Gallery Koyanagi