グッドデザイン賞を主催している日本産業デザイン振興会は、同賞が運営するオフィシャルサイトの受賞作品検索サービスである「グッドデザイン・ファインダー」内において、グッドデザイン賞2007の作品から、クリエイティブ・コモンズを導入した。
auのMEDIA SKINやセカンドライフ、任天堂のWiiなどが受賞した今年のグッドデザイン賞。
現在、同振興会は、今年の受賞作品のうち、半数以上の作品情報に対してクリエイティブ・コモンズを採用する旨、著作者に承諾を行なっているという。
クリエイティブ・コモンズとは、アメリカ発の新たな著作物の管理方法で、コンテンツの著作権を保持しながら、一定の条件のもとに利用を認める仕組み。今回の場合、著作権は保持しながら、作者名やタイトルを表示させ、作品を改変させなければその著作物を二次利用できるという形での導入だ。
今までにクリエイティブ・コモンズを作品に導入したのはコーネリアスやビースティーボーイズなど。