YAHOO! JAPANが主催する『インターネットクリエイティブアワード2007』の受賞作品が決定し、公開された。
2007年6月から8月までの2ヶ月間に作品を募集し、応募総数は581作品。審査員はGT INC.の内山光司氏、TUGBOATの川口清勝氏、thaの中村勇吾氏など、豪華な顔ぶれだった。
応募は3部門からなっており、それぞれ『一般の部』『クライアントワークの部』『広告主の部』の3部門。一般の部からはグランプリ該当作なし、クライントワークの部では電通、バスキュールなどによる『電通CR&P塾2007』がグランプリに輝き、広告主の部からはグランプリに広告バナーである『ジープ・パトリオット』がグランプリに。
その他の受賞作品のどれを観ても、やはり何らかの形でユーザーが関わって何かが起きる、何かを伝えるという表現がほとんどだった。
審査員の内山氏は「全体的にクオリティが高く、面白いものが増えてきたと同時に、突き抜けた作品が少なかったかなという印象がありました。」と、中村氏は「客観的にどう見られるかを考えながら制作をすると良いのでないでしょうか。」と語っており、ユーザーが関わるインタラクティブなものであったとしても、それが「伝わる」ということに直接つながるわけではないことを示唆している。
受賞作品はそれぞれサイトから閲覧可能となっている。