文字と紙、本を素材やテーマに作品を制作し、グラフィックデザインの分野でも活躍、 ブックデザインも多く手がけるグラフィックデザイナー立花文穂氏が責任編集を行う新雑誌『球体』の創刊号が11月26日に発売される。
創刊号の特集は「文字のはなし」。読めるものだけではなく、文字そのものの可能性を深く探り、文字の成り立ちや派生を現代の風景に見立てた視点で撮影した写真を、100ページ余りで構成する
その他にも、石田千氏(作家)の連載「もじの緒1」や、伊勢克也(アーティスト)による読み物、「マカロニ(仮)」、劇団ユニットテニスコートの「テニスコートの冥土の土産に教えてほしい(仮)」などが掲載されている。
「球体」は、アーティストでありグラフィックデザイナーである立花文穂を責任編集、アートディレクターに迎え、美術、写真といったヴィジュアル・イメージを中心に小説やエッセイなどの読みもののほか、さまざまな表現をぐちゃっとまるめた紙塊である。
『季刊 球体 1 2007Winter,volume1』
責任編集・アートディレクター:立花文穂
1,680円 / A4判変型
出版:六耀社