10月7日から2008年の2月3日までワタリウム美術館(青山)にて「クマグスの森 南方熊楠の見た夢」展が開催。
和歌山県出身の博物学者であり、民俗学者、植物学者としての功績は既に広く知られている世界的博物学者、南方熊楠氏にスポットを当て、「世界を放浪する」「熊楠の内的宇宙」「森の命」といった展示を行なう。
展覧会の第一章は「世界を放浪する」と題し、19歳にして突然アメリカへと旅立って以来33歳で貧窮のためロンドンから帰国するまでの14年の間放浪をした、南米、ヨーロッパなどにおいて熊楠の観たものを検証する。
第二章は「熊楠の内的宇宙」と題して、夢や身体、タブー論や民俗現象などを取り上げ、第三章は熊楠氏が那智で実施した生物研究の成果を展示する。
『クマグスの森 南方熊楠の見た夢』
2007年10月7日(日)~2008年2月3日(日) 11:00~19:00 *毎週水曜日は21:00まで延長
休館日:月曜日(但し10月8日(祝)、12月の月曜日(3日、10日、17日、24日)、1月14日(祝)は開館) 12月31日~1月4日まで年末年始は休館
料金:入場料 大人1,000円 学生800円(25歳以下)
(期間中、何度も使えるパスポート制)