生涯で1001篇以上の物語を創り、ショート・ショートのジャンルを開拓した第一人者である星新一氏の没後10年を偲んでの『ホシヅルパーティー2007』が三省堂書店 神保町本店にて開催。
「ホシヅル」とは星新一氏によって生み出された架空の動物で、未来の進化したツルのこと。SFファンの間ではトレードマークとして知られており、サインの際に描かれることも多々あった生き物。小説家小松左京氏の提案で、星氏の誕生日である9月6日を「ホシヅルの日」と定めている。
イベントにはSF作家の新井素子氏、小説家夢枕獏氏などを迎えて、トークショーや朗読会、上映会などが行われる。
代表作ボッコちゃんから来年で50年が経つ、星新一氏の軌跡を振り返ることのできるイベントになりそうだ。
また、11月26日(月)から12月25日(火)まで4階上りエスカレータ付近にて、11月22日に新潮社より発売のとんぼの本『星新一 空想工房へようこそ』の刊行を記念した書籍フェアとパネル展も開催される。
星新一さんを偲ぶイベント
『ホシヅルパーティー2007』
2007年12月1日13:00~17:30(予定)
会場:三省堂書店 神保町本店4階
トークショー1:夢枕獏×新井素子(13:00)
朗読:久美沙織・Nadia Gifford(14:00頃)
トークショー2:最相葉月×新井素子(16:00頃)
※当日プログラム開始時刻はおおよその目安