戦後まもない頃よりグラフィック・デザインの先駆者として常に第一線で活躍してきた粟津潔氏の大規模な個展が2008年3月20日まで金沢21世紀美術館にて開催中。
粟津氏は、1977年のサンパウロ・ピエンナーレに出品した代表作「グラフィズム」をはじめとする絵画やドローイング、映像、舞台美術、彫刻、装丁など、幅広いメディアを横断して膨大な数の作品を手がけてきたアーティスト。
金沢21世紀美術館が所蔵する粟津潔作品より、絵画、版画、原画、ポスター、装丁した書籍、彫刻、映像作品などジャンルを横断した主要な約1500点と、ノート、ドローイング、未発表作品、新資料などを一堂に公開。膨大な作品群とそれらが相互に繋がる創作活動を眺望し、作家粟津潔氏の全貌を紹介する大規模な個展となっている。
『荒野のグラフィズム:粟津潔展』
2007年11月23日(金・祝)~2008年3月20日(木・祝)10:00~18:00
会場:金沢21世紀美術館
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開場、 翌日火曜日が閉場)
料金:一般 個人1,000円、大学生800円、小中高校生400円、65歳以上800円
(画像: 粟津潔「ある女の肖像」1977年)