「劇団、本谷有希子」第13回公演『偏路』が12月14日~紀伊国屋ホールにて上演。
夢をあきらめ、実家に帰る決意をした主人公と、そんな状況での破天荒な父親の突然の来訪に振り回される家族の行き着く先、をえがくホームドラマ仕立てとなっている。
今作は劇団ダンダンブエノの近藤芳正氏が初出演、さらに女優の馬渕英俚可氏、ドラマ『時効警察』をはじめ映画で活躍中の江口のりこ氏、本谷氏の舞台ではおなじみの吉本菜穂子氏など豪華キャストでの公演だ。
「劇団、本谷有希子」は「劇団」という名前は付いているものの、特定の所属俳優を一切持たず、公演によって出演者が変動しており、活動形態としてはプロデュースユニットに近い。本谷有希子氏は「生きてるだけで、愛。」にて第20回三島由紀夫賞候補に、小説「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」が佐藤江梨子主演での映画化など、常に話題がつきない注目の人物。
劇団、本谷有希子 第13 回公演『偏路』
2007年12月14日(金)~23(日)
会場:紀伊國屋ホール
料金:前売5,000円 / 当日5,300円