ホテル、ギャラリー、カフェなどが一体となっており、独自のカルチャーを発信しているスペース「クラスカ」(東京・目黒)が1月16日から一時営業を停止し、3月29日のリニューアルオープンを予定していることが発表された。
「クラスカ」は2003年に40年ほど前に建てられた「ホテルニューメグロ」のリノベーションとして誕生し、都内でも類を見ない独自の「デザインホテル」として国内外から評価を受けていた。
今回のリニューアルは、1992年から2006年までイデーで商品企画部責任者などを務めていた大熊健郎氏やスプートニクのプロダクトデザイナーとして活躍し、現在はフリーでインテリアデザインを行なっている岡嶌要氏などが関わっている。2Fのギャラリーショップでは国内外のクリエイターの作品や商品を展示・販売し、積極的に海外にも発信していく計画だ。また、1Fのロビー兼カフェも、玄米等の日本独自の食材を使ったレストランに業態を変更する予定。
インテリアショップが立ち並ぶ目黒通りのカルチャーを牽引してきたクラスカ。今後より開かれた情報発信地として、展開が楽しみだ。