家電雑貨ブランド「±0」、無印良品の「壁掛け式CDプレーヤー」、auの携帯電話「INFOBAR 2」などのデザインを手がけるデザイナー、深澤直人氏。そんな世界的なプロダクトデザイナー深澤氏の最新の仕事である「木の家具のデザイン」の企画展がギャラリー ル・ベイン(東京・西麻布)にて1月22日から開催。
木製家具の技術において定評のあるマルニ木工と共に、普遍的かつ永続的に愛される家具を作りだすことに取り組んでいた深澤氏。今回の企画展ではそうして作られたイスとテーブルを、インスタレーション形式で展示。また、マルニ木工が培ってきた伝統の形を、現代の生活様式に合わせ、深澤氏がデザインを一新した家具シリーズの発表も行われる。
木のいいイスとテーブルをデザインしたかった。ウェグナーのY-chairやヤコブセンのSeven chair、そしてイームズの椅子を超えるものなど見たことがない。時をこえて評価されるものをデザインしたいとずっと思っていた。だからマルニといっしょにこの困難な目標に向かって静かに進み始めたのだ。評価はずっと先でいい。
深澤直人(ル・ベインウェブサイトより引用)
ギャラリー ル・ベイン第21回企画展
深澤直人『木のイスとテーブル展』
2008年1月22日~2月10日 11:00~19:00(最終日~17:00)
会場:ギャラリー ル・ベイン(東京・西麻布)
料金:入場無料