昨年5月に2年半ぶりとなる6thアルバム「BEST EDUCATION」を発表し、CINRAの特集vol.31 「RIPS ~アンダーグラウンド・ロックシーンの現在~」でもアンダーグラウンド業界の問題点を熱く語ってくれた、PANICSMILEの原点とも呼ばれる3rdアルバム「10songs,10cities.」が復刻されることが明らかになった。
この作品は多彩なジャンルでの活動が注目されているドラマー、石橋英子氏と突然の解散で話題を呼んだDCPRGのギタリストJason Shaltonの両名が加入した現メンバーでの初レコーディング作。プロデュースに竹久圏氏(キリヒト、GROUP、younGSounds)、ゲストに、ロレッタセコハンの出利葉信之氏や、現在toddleで活動中の江崎典利氏を迎えている。
神経を逆なでするゆがみまくったノイズ、バキバキの変拍子&ポリリズムや、フリージャズの要素を多分に含んだ真の意味でのパンク名アルバムとなっており、今に続くPANICSMILEの方向性を決定した傑作だ。
PANICSMILE『10songs, 10cities』
2008年2月21日発売
MM-009 2,100円
MICRO MUSIC
1.Dryfish
2.Still Life
3.Neon Disco
4.IronCity
5.Killing List
6.Ghost Subway
7.Secondhand Daylight II
8.Yuuuca
9.Stranger in Town
10.Silver and Gold