建築家、永山祐子氏によるインスタレーション作品展『届かない場所』が1月29日までリビングデザインセンターOZONE(東京・新宿)にて開催。
今回の展覧会は、以前開催された東京、京都での個展のような建築実作品の模型や写真等を展示する展覧会とは趣向を変え、新作のインスタレーション作品を展示。永山祐子氏が現在興味を惹かれているという「届かない場所」を感じることのできる空間となっている。
「遠くの山の頂きに立つ1本の木に思いを馳せる。
地平線まで続く氷河の流れの先に憧れをいだく。
私がいるこの場所、私がいないあの場所、
すべての空間はこの2つの空間に分けられます。
自分がいる空間の時間、秩序とは違う流れを持った場所。
そこがたとえ身体的に届かない場所であっても、
想像し、焦がれ、思いを馳せた瞬間に、
精神は自由に空間を行き来します。
今回の展示では、表裏一体をなすこの2つの空間を
感じて欲しいと思います。」
永山祐子ブログより引用
OZONEサポート展
『届かない場所』永山祐子展覧会
2008年1月17日(木)~1月29日(火)10:30~19:00
※水曜日(祝日を除く)休館
会場:リビングデザインセンターOZONE(東京・新宿)
料金:入場無料