川端康成がかつて所蔵していた美術品ら展示『没後30年 川端康成 文豪が愛した美の世界』

2月24日まで京都府京都文化博物館(京都・烏丸)にて『没後30年 川端康成 文豪が愛した美の世界』が開催中。

近年、川端康成と東山魁夷の間で交わされた書簡がまとまって発見されたことをきっかけに、これまでも親しく交流のあったことが知られていた2人が改めて話題になっていた。そこからは東山魁夷の作品や、川端康成が収集した美術品をめぐる、二人の芸術家の魂の邂逅をうかがうことができる。

京都府京都文化博物館では平成14年12月から翌年1月にかけて、「没後30年 川端康成 文豪が愛した美の世界」と題した展覧会を過去に開催し、美術コレクターとしての川端康成に光を当てて紹介している。

第二弾となる今回の展覧会は、往復書簡や折々に記された川端康成と東山魁夷の言葉をガイドにして東山魁夷の優品の数々を見つめ直すとともに、前回の展覧会でも紹介した川端康成記念会に所蔵される川端康成コレクションから3点の国宝や新発見の作品などを厳選。さらに、川端康成がかつて所蔵していた美術品をあわせて展示する。

『特別展:川端康成と東山魁夷-響きあう美の世界』展
2008年1月16日~2月24日 10:00~19:30
会場:京都府京都文化博物館(京都・烏丸)
料金:一般1,000円、大学・高校生700円、小・中学生400円

(画像:画像:東山魁夷「北山初雪」(川端康成記念会) 昭和43年)

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