2003年から六本木にて精力的に若手作家紹介を行なってきたレントゲンヴェルケが運営する現代アートギャラリー「ヴァイスフェルト」が、同ギャラリーが入っていたギャラリーコンプレックスの閉館を受け、3月から浅草橋にて新たに「ラディウム」という名で開廊することになった。
レントゲンヴェルケは、92年に椹木野衣氏がキュレーションし、中原浩大氏、村上隆氏、ヤノベケンジ氏、伊藤ガビン氏という豪華作家の合同展示「アノーマリー展」などを開催するなど、昨今のアートシーンの構築に一翼を担ったギャラリー「レントゲン藝術研究所」が前身となる。
六本木の「ヴァイスフェルト」でも精力的に展示を行い、最後の展示として、2月1日から23日まで、同ギャラリーの作家のグループ展『六本木事変』を開催する。
移転後は、CET(CENTRAL EAST TOKYO)やその他のギャラリーの誘致も盛んな浅草橋、馬喰町エリアで、50年ほど前に建設された木造の繊維倉庫をリノベーションして活動していくとのこと。
『六本木事変』
2008年2月1日(金)~2月23日(土)11:00~19:00
会場:ヴァイスフェルト (レントゲンヴェルケ)
定休日:日曜・月曜・祝日
料金:入場無料