『KIDS/キッズ』の脚本でNYのストリート・キッズのハードな日常をリアルに描き、世界中にセンセーションを巻き起こしたハーモニー・コリンによる最新作『ミスター・ロンリー』が2月2日からシネマライズ(東京・渋谷)にて公開される。
主人公は、パリの街角で毎日マイケル・ジャクソンのモノマネ・パフォ−マンスを披露する男、その名も「マイケル」。彼は食事の時も眠る時も「24時間365日」をマイケルとして生きている。そんなマイケルが同じようにマリリン・モンローとして生きる女性に恋をする―。
自分以外の人格にアイデンティティを置かなければ生きることができず、他人の「モノマネ」をして生きている彼ら。恋をすることで、自分らしくあることを迫られる葛藤、そして本当の自分を探す旅の結末は...。
マイケル・ジャクソンが、マリリン・モンローに恋をする。他人を演じることでしか生きられない男の不思議で不器用で、愛おしいほど純粋なラブストーリー作品。映画界を離れて8年、遂に沈黙を破ったハーモニー・コリンの、新しい映画に触れる興奮と喜びを与えてくれる復帰第一作となっている。
『ミスター・ロンリー』
2008年2月2日公開
会場:シネマライズ(東京・渋谷)
脚本:ハーモニー・コリン、アビ・コリン
監督:ハーモニー・コリン
出演:ディエゴ・ルナ、サマンサ・モートン、ドニ・ラヴァン、ジェームズ・フォックス、メリタ・モーガン、アニタ・パレンバーグ、レイチェル・サイモン、ジェイソン・ペニークーク、リチャード・ストレンジ、マイケル=ジョエル・スチュアート