ハンガリーの異才が描くダーク・ファンタジー『タクシデルミア』

ハンガリーの異才パールフィ・ジョルジ監督による最新作『タクシデルミア』がシアター・イメージフォーラムにて3月に公開が決定した。

パールフィ・ジョルジ氏は1人のおじいさんの「しゃっくり」が止まらなくなると同時に、なぜか村全体がおかしくなっていく様子を描いた『ハックル』を若干28歳のときに監督している。

今作『タクシデルミア』は親子3代にわたって「はく製」と「大食い」をモチーフとした歴史的物語。祖父は第二次世界大戦の兵士、父は共産主義時代の大食いアスリート。そして、現代に生きるはく製職人の息子。

「人間の欲望」と「命の極限」を描くことにより、「人間とは何か?」を模索し、あぶり出す唯一無二のダークファンタジー作品となっている。

『タクシデルミア ある剥製師の遺言 』
2008年3月、シアター・イメージフォーラムにてロードショー
監督・脚本:パールフィ・ジョルジ
出演:チャバ・ツェネ/ゲルゲイ・トローチャーニ/マルク・ビシュショフ
製作年:2006年
製作国: ハンガリー=オーストリア=フランス
配給: エスパース・サロウ
上映時間: 91分

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