三浦大輔氏を中心に結成された演劇ユニット、ポツドールの第17回公演『顔よ』が4月4日(金)から13日(日)まで本多劇場(東京・下北沢)にて上演される。
人間の「性」「死」「暴力」などをテーマに、「リアル」にこだわった作品づくりに努め、公演の度にセンセーショナルな話題を巻き起こしているポツドール。今回は逃れられない人間の最大の業である「顔の美醜」をテーマにした舞台となる。
昨年、第16回公演『激情』を本多劇場にて再演しているが、今回が本多劇場での初の新作公演となる。
自分の顔を60点以下だと思ってる人間はいないんじゃないだろうか。まあ、そう思わないとやってられない。でも、実際、60点以下の人間はいる。確実にいる。30点の人間。いる。ごろごろいる。「俺は自分の顔のことちゃんと自覚してるからさ」そう言っている人は、絶対、フォローの言葉を待っている。
「そんなことないよ」その一言が聞ければ、自己評価は跳ね上がる。ほんとは30点なのに。
(ポツドール主宰 三浦大輔 ― ポツドールウェブサイトより引用)
ポツドール vol.17『顔よ』
2008年4月4日(水)~13日(日)
会場:本多劇場(東京・下北沢)
脚本・演出:三浦大輔
出演:米村亮太朗、古澤裕介、井上幸太郎、脇坂圭一郎、岩瀬亮、横山宗和、後藤剛範(害獣芝居)、白神美央、内田慈、松村翔子(チェルフィッチュ)、片倉わき、安藤聖 他
料金:全席指定 前売4,200円 当日4,500円