ミヅマアートギャラリーが新人作家を中心に展開する「ミヅマ・アクション」にて、3月8日よりイタリア人作家Sissiの日本初個展が開催される。
Sissiは1977年、イタリア・ボローニャ生まれの女性アーティスト。イタリア国立美術アカデミーを卒業後、クエリーニ・スタンパーリア財団やイタリアンアカデミー、またアメリカンアカデミーなど、若くして数多くの受賞歴を持ち、現在はボローニャとニューヨークに活動の拠点を置いて精力的に活動を続けている。
これまでにSissiは、プラスチックや竹、鉄など様々な素材を巧みに組み合わせたインスタレーションや、アーティスト自身がその一部となって行うパフォーマンスなど様々な形式で作品を発表しているが、今回の展覧会では、初めて日本を訪れ、トーキョーワンダーサイト青山のクリエーター・イン・レジデンスに滞在したSissiが、神道文化にアイデアを得て制作した作品をインスタレーションとして展開する。
神道文化の装飾、稲わらや日本古来の綱からインスピレーションを得ながらも、Sissi自身の体験や考察を通すことで美しく昇華された作品たち。日本とイタリアが交差する瞬間に生じるきらめきは、決して見逃せない。
『Sissi “Over the glance ties the rope”』
2008年3月8日(土)~4月5日(土)11:00~19:00
(日・月・祝日休廊)
会場:ミヅマ・アクション(東京・上目黒)
「オープニングレセプション」
2008年3月8日(土)18:00~20:00
※パフォーマンスあり
(画像:Over the glance ties the rope 2008)