黒澤世莉氏率いる劇団「時間堂」がロシアを代表する劇作家、チェーホフの作品『三人姉妹』を王子小劇場にて、3月13日（木）から23日（日）まで上演する。
『三人姉妹』は地方都市で暮らす三人の賢い姉妹と、それを取り巻く気の良い人々の4年間の物語。
時間堂による『三人姉妹』は絶望の甘い陶酔や希望の高揚した喜びはないかもしれないが、自由に台詞をやり取りする登場人物たちの感情と、肉体の豊かな変化を楽しんでもらえることは間違いない、と主催の黒沢世莉氏はコメントしている。
また、上演期間のうち13日から16日までの4日間は「シネマプライスシアター」を実施。その名のとおり映画と同じ1,800円という特別料金で舞台を楽しんでもらいたい、という気持ちからのサービスとなっている。
時間堂が挑む現代の『三人姉妹』。黒澤氏自身も未知の世界と表現する舞台が、この世に現れる瞬間をぜひ見届けてほしい。
時間堂『三人姉妹』
2008年3月13日(木)～23日(日)
会場：王子小劇場
脚本：アントン・チェーホフ
翻訳：神西清
演出：黒澤世莉
料金：前売・当日2,500円（全席自由）
シネマプライスシアター1,800円（※13日(木)、14日(金)、15日(土)、16日(日)の公演）
学生・北区在住者・シニア(60歳以上）1,800円 *当日券のみ、要証明
15日、16日、18日、20日の4日間はポストパフォーマンスを実施。
