U2、ビョーク、デペッシュ・モードら世界を揺り動かすカリスマ達を撮り続ける世界最高峰のフォトグラファー、アントン・コービンの初監督作品『コントロール』が3月15日からシネマライズ（東京・渋谷）ほか全国順次ロードショーされる。
ニューオーダーの全身バンドにして伝説のバンド、ジョイ・ディヴィジョン。ボーカルのイアン・カーティスが駆け抜けた短くも波乱の生涯を描いた衝撃の話題作。
独特の美しいモノクローム映像でフィルムのワンカット、隅から隅まで若者の心の痛みを描き出し、カンヌ国際映画祭カメラドール／スペシャル・メンション賞をはじめ、英国インディペンデント映画賞作品賞ほか最多5部門受賞など、海外の映画祭で高く評価されている。
また、イアン役を演じる新人のサム・ライリーはブレイク直前俳優。音楽は、ジョイ・ディヴィジョンの残されたメンバーが結成したニュー・オーダーが全面協力しており、さらにデヴィッド・ボウイなど豪華アーティストの楽曲が盛り込まれている。
自分自身をコントロールできずに苦しむ天才アーティストの若さゆえのはかなさと苦悩が、イアンを通して見る者の心に刺さる作品だ。
『CONTROL』（コントロール）
2008年3月15日(土) シネマライズほか全国順次ロードショー
監督・プロデューサー：アントン・コービン
プロデューサー：トッド・エッカート＆オライアン・ウィリアムズ
共同プロデューサー・共同脚本：デボラ・カーティス
音楽：ニュー・オーダー
配給:スタイルジャム
