大阪のアンダーグラウンド・シーンで多くの音楽ファンから支持されるウリチパン郡の約4年ぶりとなる2ndアルバム『ジャイアント・クラブ』がAKICHI RECORDSから4月23日にリリースされる。
ウリチパン郡は2003年にOORUTAICHI (オオルタイチ) と YTAMO (ウタモ)によって結成。ライブ活動に伴い、2004年に山本精一率いる「PARA」のメンバーなどをつとめる千住宗臣氏(drums)と「三田村管打団?」などで活躍する亀井奈穂子氏(key)が加入し、バンド編成のユニットとして活動している。
近年の大きな活動としては2006年7月に全国数カ所で行われ、UAなども参加したアルゼンチン音響派セッションに、個々メンバーがそれぞれ出演。フェルナンド・カブサッキ、アレハンドロ・フラノフらのアルゼンチンミュージシャンとセッションライブを敢行。楽曲制作から即興演奏までをこなす、個性ある独自の活動を精力的に行っている。
AKICHI RECORDSのウェブサイトでは坂本龍一氏、UA、トクマルシューゴ氏、山本精一氏などのミュージシャンからの絶賛の声が寄せられており、2008年の音楽を語るうえで、必須のバンドになることは間違いなし。世界中の音楽をさまざまなアングルから捉えた、次世代ポップス。神秘の地、ウリチパン郡を是非その耳で聴き届けてほしい。
ウリチパン郡『ジャイアント・クラブ』
2008年4月23日発売
価格:2,625円(税込)
AKICHI RECORDS DDCA-7002
1.ゼノン
2.パヤパヤ
3.記憶のパノラマ
4.カルマブルース
5.テルマ
6.奪うは陰、分けるは陽
7.Boy
8.アトランティス
9.Limited Leaf
10. ファン菌