みずからの作風を「妄想エンターテイメント」と称する劇団「柿喰う客」。2003年12月の旗揚げ以来、バカバカしくも切実な問題を抱えるキャラクター、「予定調和」と「裏切り」が間髪入れずに展開していくストーリー、中学男子が寝る前に思いつきそうな夢と皮肉と悪ノリに満ちた世界観――を大切に作品づくりを続けてきた彼らが、このほどフランスに遠征する。
そんなフランス公演を記念して4月13日、『恋人としては無理』をギャラリーSite(東京・恵比寿)にて公演。「柿喰う客なりにジャポネ(日本人)を描き暴くトレビアンでサバビアンな社会派茶番劇!!」と銘打つ本作、「現代演劇は難解」と思い込んでいる人にこそ観ていただきたい。
柿喰う客フランス(からの凱旋)公演
『恋人としては無理』
2008年4月13日(日)
全3ステージ・各ステージ完全入替制
1st stage
受付開始 12:30 / 開場 12:40 / 本編上映 13:00~
2nd stage
受付開始 15:00 / 開場 15:10 / 本編上映 15:30~
2nd stage
受付開始 17:30 / 開場 17:40 / 本編上映 18:00~
会場:ギャラリーSite(東京・恵比寿)
料金:前売2,000円 当日2,300円
団体券5,400円(要予約、3名で来場する場合が対象)
※日時指定・全席自由
脚本・演出:中屋敷法仁
キャスト:高木エルム、コロ、玉置玲央、深谷由梨香、中屋敷法仁