映画制作以外の顔も持つ9人の女性たちによる短編映画のフルコースイベント『桃まつり Presents 真夜中の宴』がユーロスペース(東京・渋谷)にて3月29日(土)から4月11日(金)に上映される。桃まつりとは、映画美学校で映画を学んだ女性を集めて、自ら短編映画を制作・配給・宣伝する非営利の団体だ。
監督として腕を振るったのは映画プロデューサー、脚本家、役者など映画に深く関わる女性や、病院勤務、派遣社員、主婦、飲食店勤務など、直接映画関係者ではないさまざまな女性達。職業に関わらず、彼女達が共通してあわせもっている「映画への情熱」から作り上げられた全12本の映画がレイトショー上映される。
女性的な「弱さ」や「恋愛体質」ではなく、どんな状況にあっても強く生き抜く人間のしたたかな本性が描かれており、多くの目線を持つことでより深く人間洞察ができるバラエティ豊かな短編のフルコースとなっている。
上映期間中にはイベントも予定しており、舞台挨拶はもちろんのこと冨永昌敬監督(「コンナオトナノオンナノコ」「パビリオン山椒魚」)や塩田明彦監督(「どろろ」「黄泉がえり」)を迎えてのトークショーも予定。
また、公式ウェブサイトでは「桃っこチアーズ100人増やせ!」を合言葉に女性からの桃まつり応援コメントを更新されており、22日のスタートから29日までに100人を目標に公開中だ。
『桃まつり Presents 真夜中の宴』
2008年3月29日(土)~4月11日(金)連日21:10より
会場:ユーロスペース(東京・渋谷)
料金:当日1,000円均一 特別鑑賞券900円
※イベント、舞台挨拶の詳細はオフィシャルサイト参照
(画像:ユーロスペースウェブサイトより転載)