「2008年本屋大賞」は伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』

全国書店員が一番売りたい本を決定する「2008年本屋大賞」の発表会が4月8日に港区の明治記念館にて行われ、第5回大賞に伊坂幸太郎氏の『ゴールデンスランバー』が選ばれた。

『ゴールデンスランバー』は2位の作品と200点近くの大差をつけて受賞。国家的陰謀による首相暗殺の犯人に仕立て上げられた男の逃亡劇が描かれている。伊坂氏の作品は毎年ノミネート作品に入っていたが、今回が初受賞となる。

5回目となる今回は1,037人もの書店員のエントリーがあり、全国349書店より426人の投票が一次投票に、二次投票には全国325書店より386人の投票が行われていた。全国の各書店では受賞作品、ノミネート作品関連のフェアが実施される予定だ。

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