ポプラ社から「ポプラ文庫」創刊、20代から30代の女性がターゲット

ポプラ社から大人向けの文庫「ポプラ文庫」が4月5日に創刊された。20代から30代の知的好奇心が旺盛な女性を購読ターゲットにしており、小説やエッセイ、ビジュアルブックを初年度の2008年は偶数月の刊行で、2年目からは毎月刊行を予定している。

4月の創刊時のラインナップはあさのあつこ氏の「ガールズ・ブルー」「ガールズ・ブルーII」、江國香織氏の「夕闇の川のざくろ」、小手鞠るい氏の「空と海のであう場所」など計6冊。オフィシャルウェブサイトからは電子書籍方式の立ち読みが可能となっている。

今後は田辺聖子氏、林真理子氏、群ようこ氏、内田春菊氏、西川美和氏、寺島しのぶ氏、辛酸なめ子氏、荒井良二氏、島田雅彦氏、よしもとばなな氏らの刊行を予定。現在は創刊記念読者プレゼントとして、イラストレーションを手がけているイラストレーター、長崎訓子氏のイラスト入りオリジナルグッズをプレゼント中だ。

06年からスタートしたポプラ社小説大賞、文芸PR誌「asta*」の創刊など、小説にも意欲的に取り組んできた中での満を持しての文庫創刊となる。

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