アンディ・ウォーホルに魅入られ、その美貌と圧倒的な存在感でポップ・カルチャーのアイコンとなりながらも、28歳という若さでこの世を去ったイーディ・セジウィック。そんなイーディの生涯を描いた伝記映画『ファクトリー・ガール』が4月19日(土)から公開される。
大きな瞳に痩せっぽちの身体で奔放にふるまうイーディ。彼女はウォーホルの映画に出演し、ファッション界で脚光を浴びるが、しだいに情緒不安定になりドラッグに溺れていく。イーディの儚い生涯が見事に描き出された作品だ。
イーディを演じるのは、自身も国際的にファッション・アイコンとして知られている女優、シエナ・ミラー。対するアンディ・ウォーホルを『メメント』で高い評価を得たオーストラリアの役者ガイ・ピアースが演じる。
緻密に再現される当時の「FACTORY」、ポップな時代の息吹と、カルチャーアイコンたちがスクリーンに見事に甦る。
『ファクトリー・ガール』
2008年4月19日(土)、渋谷シネマライズ他にて全国ロードショー
2006年/アメリカ/カラー/91分/
監督:ジョージ・ヒッケンルーパー
脚本:キャプテン・モズナー
撮影:マイケル・グラッディ
出演:シエナ・ミラー、ガイ・ピアース、ヘイデン・クリステンセン
配給:ファントム・フィルム、AMGエンタテインメント、エイベックス・エンタテインメント
(画像:© 2006 Factory Girl.LLC)