今年4月に東京で開催されたアートフェアの中でも、最も若く、国際色が強かったアートフェア『101 TOKYO Contemporary Art Fair 2008』。東京在住の外国人2人の「なぜ東京には国際的なコンテンポラリーアートフェアがないの?」という素朴な疑問から生まれた同アートフェアは、4日間で総額一億円の売り上げと5千人を超える入場者を記録するという大成功で幕を閉じた。
新作のみ展示という条件で厳選された全28のコンテンポラリーギャラリーは、半数が海外からの参加。また会期中には、展示以外にも一般来客向けにパフォーマンス、パーティ、レクチャーが無料で行われるなど、とても10ヶ月という超短期の準備期間で作り上げたとは思えないクオリティのイベントだった。
5回目を迎える今回のTAB Talksでは、そんな101事務局よりプロデューサーのジュリア・バーンズ、ディレクターのアガサ・ワラ、オペレーションディレクターの高坂裕美の3名を招き、101個の質問と共に今回のアートフェアを振り返る内容となっている。
まだ日本ではいまだに認知度が低いアートフェアをやる意味とは?企業やアーティストはどのように関わっていけばいいのかなど、密度の濃い内容になりそうだ。
また、現在アート情報ポータルサイトTOKYO ART BEATでは、このトークショーへの質問を募集中。参加前にしっかりと予習をして挑もう。
TAB Talks #5
『Review: 101Tokyo Contemporary Art Fair』
2008年4月28日 20:30~23:30
開場 20:00 開始 20:30 ラウンジ 22:30~23:30
会場:ゴタンダソニック(東京・五反田)
出演:ジュリア・バーンズ、アガサ・ワラ、高坂裕美
料金:一般1000円 学生800円
「30-second Pitch」:
トーク後には観客の中から5名までに30秒枠で自分の作品や関わっているプロジェクトを発表する場も設けられます。ご希望の方は入場時に受付にてお申し出ください。
※座席は約90名までですので、お早めにお越し下さい。
バーではドリンクをご用意いたしておりますのでトークと合わせてお楽しみください。
※来場者にはカタログのプレゼントをプレゼント