リトルモアから新雑誌『真夜中』が4月22日に創刊された。
同誌は「自分と自分をとりまく世界を変えようとする意志」をテーマに、文芸、写真、絵、デザインなどジャンルにとらわれることなく、松尾スズキ、いしいしんじ、ECD、市川実和子、伊藤存、古川日出男、高山みなみ、内田也哉子、保坂和志、高野文子などが参加している。
また、アートディレクションを服部一成が手がけており、静かでありながら確かにそこに存在する人々の様子が感じられるデザインに仕上がっている。
いま、時代の動向は私たちの生活に様々な不安を呼び起こすけれど、それでもなお、人それぞれが唯一であることを、情熱や怒りを、ため息を、祈りを、言葉で、写真で、絵で、デザインで、表しつづける作家たちがいます。
彼らの力を吸収しながら、しんとした真夜中の部屋であらわになる、あなたの感情や思考を揺さぶる雑誌、そして明日をむかえる励みとなるような雑誌を作りたい。
真夜中のページは、ひとりひとりの手のひらと指先で灯されます。
リトルモアは、新しい才能を積極的に起用した書籍を出版する出版社。これまでもアーティストによる写真集、画集、絵本、エッセイなどの様々な書籍を生み出している。
季刊『真夜中』
仕様:A4判、148ページ
創刊価格:1,260円(税込)
刊行サイクル:4、7、10、1月
アートディレクション:服部一成
出版:リトルモア