写真家、川内倫子が写し出すブラジルの新境地「Semear」

写真家、川内倫子による東京では約4年ぶりとなる個展「Semear」がFOIL GALLERY(東京・馬喰町)にて4月24日(木)から5月25日(日)まで開催される。

2008年、ブラジル日系移民100周年を記念し、大小約40点の作品が展示される。昨年に発表された彼女の写真集「種を蒔く/Semear」では、2年間による計3回の渡伯とともに、日本とブラジルの社会関係だけにとどまらず、大自然とそこに凄む生き物や、人々の生活、カーニバルなどを、カメラで捉えている。

サンパウロ、ベレン、トメアスー、カンピーナス、ロンドリーナ、イグアス、パンタナール、ボニート、リオ・デ・ジャネイロ、サンルイスなどのブラジル各地での一瞬の風景が圧倒的なエネルギーとともに刻み込まれた川内の写真を見ることのできる個展だ。

川内倫子写真展「Semear」
2008年4月24日(木)~5月25日(日)12:00~20:00
会場:FOIL GALLERY(東京・馬喰町)
会期中無休、初日と日曜・祝日は18:00まで
料金:無料

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