渋谷のコンテンポラリーギャラリーNANZUKA UNDERGROUND(ナンヅカアンダーグラウンド)にて、津村耕佑個展『夢神/MUZIN』が5月31日(土)から6月22日(日)まで開催される。
津村耕佑は1959年生まれ。1982年に装苑賞を受賞し、1994年に三宅デザイン事務所から自身のブランド『FINAL HOME』を立ち上げており、衣類の機能としての「ディフェンス」、「サバイバル」というテーマを用いたクリエイティブが高く評価されている。また、ファッションデザイン分野だけでなく展覧会の参加など、ジャンルを問わず活動を行っている。
今回の個展ではデザインやファッションとしての創作と、アートとしての創作の境界に着目し、既成のプロダクトや布をもとにしたレイヤーのある立体作品を制作。それらの作品からは衣類の原点である「包む」という行為によって仕上げられており、ファッション人の津村らしさを感じることができるだろう。
津村は今回の展覧会について下記のようにコメントしている。
「過去、そして今でも私を魅了し悩ませ続けるイメージは、時にフィギュアとして表れ、あるいは時にセクシーなピンヒールに姿を変えて表れる。それが複雑に絡み合い、予期せぬ場面で出現しては消えていく。私は、ようやくその正体を暴き、生け捕りにする方法を思いついた。」
津村耕佑個展『夢神/MUZIN』
2008年5月31日(土)~6月22日(日)13:00~20:00
会場:NANZUKA UNDERGROUND(東京・渋谷)
休廊日:月、火曜
料金:無料
レセプションパーティー
2008年5月30日(金)20:00~22:00