消しゴム版画家として活躍し、TVウォッチャーとしても名をはせたナンシー関。同氏が亡くなってから早くも6年が経過した。
そんなナンシー関の没後初となる大規模な回顧展『ナンシー関 大ハンコ展』が6月5日(木)から6月15日(日)まで、渋谷パルコギャラリーにて開催される。実行委員にはイラストレーターの安齋肇や編集者・ライターの渡辺祐など、ナンシー関とゆかりのある人々が名を連ねている。
今回の展覧会では消しゴム版画の原版であるハンコ5,000個強が紹介されるほか、ナンシー・チルドレンを自負する若きクリエイターたちからのコメントを紹介。
展覧会にあわせ発売される新刊の書籍をはじめ、ナンシー関が残した書籍より現在発売中のタイトルすべてを販売。また、展覧会を記念したグッズも発売されるなど、ナンシー関の人生と全仕事を網羅する展覧会になっている。
『ナンシー関 大ハンコ展』
見た!彫った!書いた!39年の人生の全仕事
2008年6月5日(木)~6月15日(日)10:00~21:00
料金:一般300円・学生200円・小学生以下無料
※会期中無休、入場は閉場の30分前まで
実行委員会:
安齋 肇(イラストレーター)
川勝正幸 (編集者・コラムニスト)
坂本志保(グラフィックデザイナー)
渡辺 祐 (編集者・ライター)
問い合わせ:パルコファクトリー 03-3477-5873
(画像:© Nancy Seki)