トーキョーワンダーサイト渋谷にて「TWS青山: クリエーター・イン・レジデンス成果発表展覧会」、マティアス・シャーラーとステファン・ディーンの個展を6月15日(日)まで開催している。
会場では、マティアス・シャーラーによるバチカン市国やローマ教皇庁のオフィスを撮影した写真を展示するほか、ステファン・ディーンは、築地市場と渋谷の交差点を取材し、再構築した作品を滞在期間中に制作し発表している。
両氏は、レジデンスのプログラムの1つである「国際的に第一線で活躍している人物」から推薦を受けたアーティストを招聘する「国際推薦人制度」によって選出されて来日。マティアス・シャーラーは美術や建築を専門としたキュレーター・評論家であるジェルマーノ・チェラントの推薦、ステファン・ディーンは世界的アーティスト、ヴィック・ムニーズ推薦を受けている。
また、実力派の若手を紹介するシリーズ展TEAMを同時開催。同じくTWS青山にて滞在制作を行った屋代敏博による「回転回LIVE!」の美術館シリーズや、東京の街で撮影を行った新作「Time traveler」も発表される。
TWS青山: クリエーター・イン・レジデンス成果発表展覧会
『マティアス・シャーラー + ステファン・ディーン』
TEAM 12『屋代敏博 Time traveler』
2008年4月12日(土)~6月15日(日)11:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜日) 但し5月6日(祝・火)は開館
料金:無料
(画像:マティアス・シャーラー Purple Desksシリーズ 《Vatican Secret Archives》2004-2007 写真)